元WindowsユーザーのVimmerでVSCoderが、入社1週間でMacにインストール・設定したものまとめ
ジョインエントリに書いた通り、私は元々Windowsユーザーでした。とはいえ、「Git Bash」などである程度ターミナル操作は行なっていましたし、Vimも使っていたので、できるだけこれまでに近い環境を作りたいと思い、この1週間色々とツールをインストールしていました。このエントリでは、それらのツールについてまとめてみます。
- 2018/9/21
git-feature
について追記
Git関連
Git-flow (AVH Edition)
[日本語訳]A successful Git branching modelをサポートするツールGit Flowのフォーク版です(違いはFAQを参照)。
git-flow-completion
bobthecow/git-flow-completion: Bash, Zsh and fish completion support for git-flow.
Git Flowのコマンドを各種シェルで補完するためのスクリプトです。Git Flowのコマンドは長くなるので、ぜひ入れましょう。
git-master
Mistilteinn/README.md at master · bleis-tift/Mistilteinn
トピックブランチ上で開発を行って、それをmasterブランチにマージする場合、
- トピックブランチをmasterブランチにリベース
- masterブランチをチェックアウト
- masterブランチを先ほどまでのトピックブランチに移動
- トピックブランチを削除
という一連のコマンドを実行する必要があります。 (略)この実現のために、git-masterというスクリプトを使用しています。
ということを実現するサブコマンドです。
私は@mzp氏によるオリジナル版をforkして、ちょっと手を加えて使っています。
Git Flowを使っているときはいらないのですが、もっと気軽に作ったリポジトリでの作業では、次のgit-nowと併せて便利に使えます。
git-now
tmp コミットのための独自サブコマンド git-now - アジャイルSEを目指すブログ で紹介されている、「後でsquashするけど、とりあえず版管理したい」を実現するサブコマンドです。
私はシングルファイルで構成されたオリジナル版の@mzp氏によるforkを、さらにforkして使っています。
git-feature
軽量なフィーチャーブランチを作るためのサブコマンドです。
git feature (フィーチャー名)
のように実行すると、(カレントブランチ名)#(フィーチャー名)
という名前のブランチを新たに作ってcheckout
します。
git-now
、git-master
、git-feature
を組み合わせると、ローカルでのGit操作を次のようにできます。
git feature (フィーチャー名)
でフィーチャーブランチ作成、チェックアウト- 適当に編集し、雑に
git now
を繰り返す - 形になったら
git now --fixup
でnowコミットをスカッシュする git master
でフィーチャーブランチを元ブランチにマージする
プロンプトにGitのブランチ名を表示
そのままです。カレントディレクトリ名も表示すると長くなるので、$
は改行して先頭に持ってきています(WindowsのGit Bashもこんな感じ)。
pecoを使ってgit checkout
リモートブランチの git checkout を peco で簡単にする
Git Flowによる運用では、ブランチの数が非常に多くなるため、目的のブランチにcheckout
するのも一苦労です。これを楽にするため、Go言語製のコマンドラインセレクタpecoを使って一工夫しました。
なお、私は~/.bashrc
にpgco
(peco
を使ったgit checkout
の略)というエイリアスを設定しています。
他
Vim
Homebrewでインストールしました。.vimrc
などは、Windows向けに作っておいた奴をGitHubにアップしてあったので、それをちょっといじって使っています。
変更点は次の通り。
- 文字コードを「BOMなし」の
UTF-8
に - 改行コードを
CR+LF
からLF
に
本当はmacvim-kaoriyaが使いたかったのですが、諸事情によりインストールできませんでした。
後、クリップボード共有するためにこの辺りを参考にしました。
MacのVimでHomebrewを使ってクリップボード連携を有効にする
iTem2
標準設定だと行頭、行末にカーソルを移動するのが面倒だったので、次のページを参考に⌥
(Option)キー+←
/→
でできるようにしました。
Mac | iTerm2 | optionキー + 左右キーで 単語を移動できるようにする
VSCode
主にMarkdownエディターとして使うためにインストール。
追加した拡張機能は次の通り(名前順)。
- Bracket Pair Colorizer - Visual Studio Marketplace 対応した括弧をわかりやすく色分けしてくれるやつ。
- GitHub Pull Requests - Visual Studio Marketplace GItHubのPull Requestを扱うのに良さそうなやつ。まだ出たばっかでよくわかってない。
- GitLens — Git supercharged - Visual Studio Marketplace カーソル行が誰のどのコミットによるものか表示してくれるやつ。
- PlantUML - Visual Studio Marketplace UMLをテキストで書くためのDSLPlantUMLをハイライトしたりプレビューしたりしてくれるやつ。
- Rainbow CSV - Visual Studio Marketplace CSVファイルを列ごとにカラフルにしてくれるやつ。
- Vim - Visual Studio Marketplace これがないと始まらない。クリップボード共有設定もする
- Whitespace+ - Visual Studio Marketplace macのVSCodeはなんか制御コードが残りがちらしく、制御コードを可視化した後に見やすくするために導入。次のエントリを参考にした。
- YAML Support by Red Hat - Visual Studio Marketplace YAMLをハイライトしてくれるやつ。
このあとは?
また折を見て設定変えたり増えたツールはここに書いていこうかと思います。