[iOS 10] iOS 10 にアップデート前に確認すべきこと

2016.09.14

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モバイルアプリサービス部の「よしはら」です
自分はAndroidユーザーですが、iPhone 7 のスペックに感激して乗り換えを検討しています。特に新色のジェットブラックに心惹かれており人生で初めてApple Storeに並ぶか本気で考えています。

(1) iOS 10 対応機種を確認する

iOS 10にアップデートする前に、必ず対応機種を確認します。今回のトピックとしてはiPhone4s 対象外になりました。

iPhone

  • iPhone 7
  • iPhone 7 Plus
  • iPhone 6s
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone 6
  • iPhone 6 Plus
  • iPhone SE
  • iPhone 5s
  • iPhone 5c
  • iPhone 5

iPad

  • iPad Pro 12.9インチ
  • iPad Pro 9.7インチ
  • iPad Air 2
  • iPad Air
  • iPad 第4世代
  • iPad mini 4
  • iPad mini 3
  • iPad mini 2

iPod

  • iPod touch 第6世代

(2) アプリの iOS 10対応確認

利用してるアプリはiOS 10でもほぼ動作すると思います。しかし、一部アプリではiOS 10で一部機能が利用できなくなる恐れもあります。よく利用するアプリがiOS 10に対応していない場合は、アップデートするときに注意してください。迷ったり悩んだ時は「対応するまでアップデートしない」選択肢も必ず残しておきましょう。

(3) データのバックアップを行う

iOSアップデートを行うにあたって、必ず成功するとは限りません。iOS 8.0.1の時は圏外になる致命的なバグも発生しました。

万が一に備えるためにも、データのバックアップは必ず行いましょう。 バックアップの方法としては下記があります。

  • iCloud
  • iTunes
  • サードパーティ製ソフトウェア

簡単に行う方法としてはiCloudで行う方法がありますが、容量と費用面の問題があります。その為PCを利用してiTunesでバックアップする方法がオススメです。iCloudとiTunesでのバックアップ方法はiPhone、iPad、および iPod touch をバックアップする方法をご参照ください。また、多少費用が掛かっても簡単に行うのであればサードパーティのソフトウェアも検討してはいかかでしょうか。

(4) 端末の容量を確認する

アップデートを行う端末の容量を確認します。容量が足りなくなりそうな場合は、不要なファイルを退避するなどして確保しましょう。1GB程度の空き容量があれば、通常は問題ないと思います。また、少し前のiPhoneの場合、容量が少ない場合も多いので、アップデート前から容量確保を目的として整理することをオススメします。

(5) 電池残量に注意する

iOSアップデートを行うあたっては電池残量に注意が必要です。個人的には満充電した状態でのアップデートを強くオススメします。理由としてアップデート時間が予想外に掛かることがあり、アップデート中に電源が落ちるとアップデートは失敗し、最悪の場合、データ紛失の可能性があります。早くアップデートしたい気持ちもわかりますが、まずは電池を充電して万全の体制で望みましょう。

(6) アップデート時間を考慮する

アップデート中は何も出来ません。その為アップデートする時間帯に注意が必要です。また公開直後はアクセスが殺到する為、平常時の数倍時間が掛かることがあります。特に日付を跨ぐ夜間においては、インターネットの通信量が増加し通信速度が低下します。アップデートを行う時間に注意して余裕を持って対応しましょう。

まとめ 今すぐアップデートしますか?

最後に重要なことです。「いまアップデートする必要がありますか?」OSアップデート後に予期せぬ不具合が発生することもあります。エンジニアの方はトラブル時の対応は大丈夫だと思いますが、普通にiOSを利用する方は、少し様子を見てからアップデートする方法もあります。新しいモノに早く触りたい気持ちもわかりますが、トラブル時の復旧時間も侮れないので、トラブル対応の時間が取れないのであれば、様子見という守りの選択肢を考えてはどうでしょうか?