node.jsのいろいろなモジュール11 – js2coffee
JavascriptからCoffee Scriptへ変換
最近Coffee Scriptがよく使用されるようになってきました。 Javascript用MVCフレームワークであるSpine.jsはCoffee Scriptで記述しますし、Webstorm(IDE)でもCoffee Scriptをサポートしています。 このため、今後はJavaScriptからCoffee Scriptへ置き換えを行うケースがあるかもしれません。 そういったケースで役立ちそうなツールが、今回ご紹介するjs2coffeeです。
js2coffeeはJavaScriptのソースファイルをCoffee Scriptのソースファイルへ変換してくれます。 npmでインストールして簡単に使えるのでやってみましょう。
環境構築
今回使用した動作環境は以下のとおりです。
- OS : MacOS X 10.7.3
- Node.js : v0.6.18
- npm : 1.1.21
適当なディレクトリを作成し、そこでnpmを使用してインストールしましょう。
js2coffeeをインストールします。
%npm install -g js2coffee
ソースファイル作成
次に適当なjsファイルを作成しましょう。
//test.js function add(x,y) { return x + y; }
js2coffeeで変換
jsファイルをCoffee Scriptへ変換します。
% js2coffee test.js > test.coffee
変換されたファイルは下記のようになっています。
add = (x, y) -> x + y
まとめ
今回はJavaScriptからCoffee Scriptへ変換するツール、js2coffeeについてご紹介しました。 私の場合、expressを使用したnode.jsアプリケーションをcoffeeで書きたい場合によく使用しています。 自動生成されたjsのひな形を最初にjs2coffeeですべてCoffee Scriptに変換すれば、手軽にcoffeeベースでアプリケーションの開発をはじめることができます。
参考サイトなど
- js2coffee: http://js2coffee.org/
- github: https://github.com/rstacruz/js2coffee