[アップデート] Kiro CLI に実験的なリッチターミナル UI(TUI v2)が追加されたので使ってみた

[アップデート] Kiro CLI に実験的なリッチターミナル UI(TUI v2)が追加されたので使ってみた

2026.03.22

いわさです。

先日のアップデートで Kiro CLI に「TUI v2」という新しいターミナル UI が実験的機能として追加されました。

https://kiro.dev/changelog/cli/1-28/

v2 という名前ですが、過去の changelog みた感じだと v1 というものはなさそうでした。
おそらく従来のものはが v1 で今回の実験的機能が v2 という感じみたいです。ちなみに現行の v1 はツール上では Legacy という設定になります。

なお、この機能は本日時点では「experimental(実験的)」という位置づけです。気付いた点があればどんどんフィードバックしましょう。
私も今朝少し使ってみたのでどんな感じなのか紹介します。

使ってみる

TUI v2 のドキュメントはこちらです。

https://kiro.dev/docs/cli/experimental/tui/

本日時点では TUI v2 で起動するためにオプションの指定が必要で、--tuiフラグを指定します。
なお、このコマンドは v.1.28 で実装されたものになるので、バージョンを事前に確認しておきましょう。

% kiro-cli --version
kiro-cli 1.28.1
kiro-cli --tui

8AF9C70D-E5E8-45B8-AF7C-E2A7EB4481AC_4_5005_c.jpeg

起動されました。よくわからないですが今までと何か違うなという感じはします。
なお、恒久的に有効化するためにはsettingsコマンドでchat.uiを指定します。

kiro-cli settings chat.ui "tui"
kiro-cli chat

27F54990-8497-4DB3-8596-B84CB6BAF5BA_4_5005_c.jpeg

逆に従来モードに変更したい場合は上記パラメータにlegacyを指定します。

97DA09E8-8692-4537-9ABD-1D67BE12DE5E.png

Markdown レンダリング

TUI v2 ではエージェントの応答がシンタックスハイライト付きコードブロック、テーブル、リスト、ブロッククォートなどフル Markdown でレンダリングされるとドキュメントに記載されています。
実際に試してみたところ、コードブロックのシンタックスハイライトは確認できました。

まず以下が従来場合。

694441BD-05D3-4951-A559-FB1E4B77C1D0.png

TUI v2 だと以下のようにハイライトされてますね。なるほどね!

2F057220-05E4-4DB1-9442-625B65567145_4_5005_c.jpeg

ただし、テーブルについては Markdown 形式で返ってくるもののレンダリングはうまくされていませんでした。その他の Markdown 要素(リスト、ブロッククォートなど)についても期待どおりにレンダリングされない部分がありました。

FD90CC1F-3618-4A6E-A30D-DB35D18B3855.png

experimental な段階なので、今後のアップデートで改善されていくのでしょうか。フィードバックしてみます。

ツール実行時の表示

TUI v2 ではツールごとにプログレスインジケーターが表示されます。legacy モードではこのあたりの表示がシンプルでした。

/model コマンドでモデルを切り替えた際のステータス表示や、/compact 実行時のツール進行状況が、チャットセッション下部に一時的にふわっと表示されてしばらく経過すると消えるようになっていました。リッチなのかはわからない。

C13AAFE9-9C98-4C89-8BF0-CDE9D1148CC5_4_5005_c.jpeg

5E307E57-12F4-4E4E-B8AA-0E70023A73CF_4_5005_c.jpeg

スラッシュコマンドとあいまい検索

TUI v2 ではスラッシュコマンドでインタラクティブパネルを操作できます。コマンドがあいまい検索できるようになっているのが便利だなとおもいました。

CAECE015-CF72-40B2-A3BB-04CACA3D8A5A.png

--list-models オプション

v1.28.0 では TUI v2 以外にも機能が追加されています。kiro-cli chat --list-models で利用可能なモデルの一覧を確認できるようになりました。セッション開始しなくても確認がいつでも出来るように。

% kiro-cli chat --list-models
Available models (* = default):
* auto                 1.00x credits      Models chosen by task for optimal usage and consistent quality
  claude-opus-4.6      2.20x credits      Experimental preview of Claude Opus 4.6
  claude-sonnet-4.6    1.30x credits      Experimental preview of the latest Claude Sonnet model
  claude-opus-4.5      2.20x credits      The Claude Opus 4.5 model
  claude-sonnet-4.5    1.30x credits      The Claude Sonnet 4.5 model
  claude-sonnet-4      1.30x credits      Hybrid reasoning and coding for regular use
  claude-haiku-4.5     0.40x credits      The latest Claude Haiku model
  deepseek-3.2         0.25x credits      Experimental preview of DeepSeek V3.2
  minimax-m2.1         0.15x credits      Experimental preview of MiniMax M2.1
  minimax-m2.5         0.25x credits      Experimental preview of MiniMax M2.5
  qwen3-coder-next     0.05x credits      Experimental preview of Qwen3 Coder Next

/chat new について

changelog では /chat new で新しい会話を CLI 再起動なしに開始できると紹介されています。

You also get /chat new for starting fresh conversations without restarting the CLI

ただし、私のほうで試したところ、以下のようにエラーとなりました。

BFB85773-8EB7-4711-ADF0-5271F43DE8A9.png

公式ドキュメントにも /chat new の詳細な記載は見当たらず何が正しいかわかりませんでした。誰か成功した人いますかね?教えてください。

さいごに

本日は Kiro CLI v1.28.0 で実験的機能として追加された TUI v2 を使ってみました。
シンタックスハイライトやツール実行時のプログレス表示、インタラクティブパネルなどリッチな体験になっています。

一方で、テーブルなど一部の Markdown レンダリングがまだ不完全だったり、/chat new がエラーになるなど experimental らしい部分も見られました。
また、本日時点では私の環境(macOS Tahoe)ではうまく日本語のキーボード入力ができませんでした。
「こんにちは」と入力したところ「は」になってしまった。

B4C388E0-4F17-45C8-91DE-F58EBDC15A30_4_5005_c.jpeg

実験的機能ということを理解したうえでどんどん使ってフィードバックできると良いですね。

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