【登壇レポート】ITインフラ集会に登壇しました!『EC2インスタンスにいろんな方法で接続してみよう』
こんにちは!Koty-Mousa 矢坂幸太郎です!
2024年11月9日に、VRChatで開催されている ITインフラ集会に参加・登壇してきました。
私のこれまでのLT登壇は、"4月研修"の『新卒LT大会』 ・ "7月研修"の『技術しばり!LT大会』など、社内研修での登壇がほとんどだったため、私の社外登壇としては初めてのことでした。
AWSには、サービスがたくさん!
AWSには、実に240を超えるサービスがあります!
2024年1月時点の情報のため、現在はもっと多いと考えられます。
参照:【2024年】AWS全サービスまとめ | DevelopersIO
これらのサービスは、単体で使うより、何かと組み合わせて使用することがほとんどです。
今回は、AWSの代表的なサービスであるEC2と、他のサービスとの接続方法を見ていきましょう!
EC2 – RDS
RDSは、EC2と同じように "インスタンス" を持っており、VPC内のサブネットに属しています。
接続は、RDSのDNSアドレスに対して接続を行います。
セキュリティグループで、使用するポートとIPアドレスの接続を許可する必要があります。
EC2 – DynamoDB
DynamoDB は、"インスタンス" の概念を持ちません。このため、VPCにも属していません。
皆様が普段利用する Webサービスでは、どこにサーバがあるか意識することは少ないと思いますが、それに似ています。
EC2が属するVPCに「VPCエンドポイント」を作成することで、DynamoDBとの接続を実現できます。
EC2 – S3
S3 は、特定のVPCに属した動作をせず、基本的にリージョン単位でで動作します。
EC2とは、VPCエンドポイントを使って接続できます。
ちなみに、VPCエンドポイントは、「ゲートウェイ型」と「インターフェイス型」があります。
ゲートウェイ型はS3 と DynamoDBが対応しており、インターフェイス型は多くのAWSサービスが対応しております。
EC2 – EBS
EBS は、EC2に"アタッチ"することで使用します。VPCに関連づけているわけではありません。
マネジメントコンソールからEC2にアタッチした後、EC2での操作でマウントします。
EC2 – EFS
EFS は、VPCに属するストレージです。
上記構成図では、1つのAZに EFS が作成されていますが、デフォルトの「リージョン」設定では VPCのサブネットが作成されている複数のAZに分散して作成されます。
EC2との通信は マウントターゲット を通じて行います
接続方法は、まだまだある!
今回ご紹介した接続方法は、あくまで一例です。
NAT Gateway や パブリックエンドポイント、PrivateLink、Storage Gateway など、状況によって適切なサービスは異なります。いろんな方法を検討して、最も良い方法を選択することが大切です。
なお、登壇時にご質問をいただきましたが、当日は良い回答をできなかったため、後日調査の上ブログ記事を執筆しております。併せてこちらもご覧ください
以上、Koty-Mousa 矢坂幸太郎 がお伝えしました!
登壇スライド
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