Alteryx マクロで任意となる入力フィールドの使用する方法
はじめに:
Alteryx でマクロを実行する際にエラーのないために、入力するデータフィールドをマクロ入力に正確にマッピングする必要があります。データ型やスキーマの違いが原因で入力するデータフィールドをマクロで登録してるフィールドと一致できない場合はワークフローがエラーになります。多くのユーザーが気づいてないかもしれませんが、Alteryx マクロでは入力するフィールドを任意に設定することが可能です。この記事で説明する方法を活かせばスキーマ、列名やデータ型が異なる入力データの場合でもマクロは計画どおりに実行されます。
任意となる入力フィールドの使用する方法:
今回は使用するサンプルデータを以下のように示しました。
次はマクロを作成するために新しいキャンバス上でマクロ入力ツールを導入、「フィールドマップを表示」というオプションを有効にすることが最も重要です。次に、「データを編集」ボタンをクリックして、目的のフィールドを追加します。以下に示すように、フィールド名の接尾辞として「(Optional)」を入力することです。
今回の事例では「Any」というフィールド名を選んだ際に列名を「Any (Optional)」または「Any(Optional)」に登録します。Optional 言葉の Oをいつも大文字にして他の文字を小文字として設定する必要があります。次は必要なツールなどを導入して最後にマクロ出力ツールで完成させます。
このマクロを元のワークフローに導入して入力データに接続すれば「Input」フィールドのドロップダウンでデータを指定する必要がありますが「Any (Optional)」のドロップダウンが未選択のままで結構です。
ワークフローを実行した際にエラーがなくて通常の結果が現れます。このような事例で「(Optional)」をマクロの列名に追加するだけでそのマクロを使用する際にフィールドを指定する必要がないので、入力するフィールドを任意に設定することが可能になります。
最後に:
マクロを含んだ Alteryx ワークフローを実行する際に、マクロの任意となるフィールドをこのように設定すれば入力するデータの列名やデータ型が異なる際にエラーがなくスムーズに実行することが可能になります。