AWSのリソースをフル活用したAWSエンジニア育成
はじめに
クラスメソッド株式会社はAWSのパートナー制度であるAPNパートナーネットワークに登録しており、その中で最上位であるAPNプレミアコンサルティングパートナーに認定されています。このAPNパートナーネットワークはビジネス上のリレーションのみならず、多種多様なイベントやトレーニングなどの教育に対するサポートというベネフィットがあります。
クラスメソッドでは社員のスキルアップに、このAPNパートナーネットワークを含め、様々なリソースを活用しています。今回は弊社で活用しているAWSエンジニア育成のためのリソースについてご紹介します。
AWSのリソースをフル活用したAWSエンジニア育成
AWSオンラインセミナー(日本語)
AWSジャパン様が提供しているオンラインセミナーです。ビギナーからエキスパート、セールスからエンジニアまで、数多くのセミナーが提供されています。特にエンジニア向けではAWS Black Belt Online Seminarがオススメです。中級者向けと言いながらもディープな内容までカバーしています。弊社では会議室にメンバーが集まって、アレやコレや言いながら中継を視聴したりしています。
AWS Online Tech Talks(英語)
AWSが提供するウェビナー(オンラインセミナー)です。英語ではありますが、膨大なコンテンツが提供されています。レベルも100(Foundamental)、200(Intermediate)、300(Advanced)、400(Expert)と分かれていますので、自分のスキルに合わせた選択が出来ます。最新の情報は上記日本のオンラインセミナーより多少早く提供されることが多いです。
AWS Partner Webinars(英語)
APNパートナーが提供するウェビナー(オンラインセミナー)です。こちらも英語のみです。VMware、SAP、DataRobotなど、様々なAPNパートナーがコンテンツを提供しています。
APNパートナー向けトレーニング(日本語、英語)
こちらはAPNパートナー向けに提供されているトレーニングで、オンラインセミナーとクラスルームトレーニング(オフライントレーニング)があります。以前は英語コンテンツばかりだったのですが、現在は日本語コンテンツが充実しており、活用しやすくなりました。弊社ではAWSに関わるメンバー全員に「AWS ビジネスプロフェッショナル」と「AWS テクニカルプロフェッショナル」の2つのトレーニングを必須で受講してもらっており、かつ他のトレーニングについては各自が自由に受講してもらっています。
クラスルームトレーニングについては、AWSジャパン様から定期的に開催案内のメールが来ます。日本で開催されるものはAWSジャパンのスタッフが日本語で行ってくださるので大変助かります。また東京だけでなく大阪でも開催されていますので、APNパートナーは要チェックです!
AWS公式トレーニング(日本語)
AWSが提供する公式トレーニングです。公式トレーニングのうちクラスルームトレーニングは有償ですが、AWSのオーバービューを知るにはとても役に立つ内容となっています。特にArchitecting on AWS、Advanced Architecting on AWSはAWSに関連するエンジニア全員におすすめです。もし公式トレーニングの受講を検討されているのであれば、弊社のパートナーでもあるトレノケート株式会社様を是非ご利用ください!
また、実は無料のデジタルトレーニングも数多く公開されていますので要チェックです!
AWS認定資格
AWSが公式に提供している認定資格制度です。現在11つの資格があり、弊社は全社員合計で800弱の資格を有しており(社員数は400人弱です)、全ての資格をコンプリートしたメンバーが10人以上します。最近では営業やマーケティングのメンバーで、クラウドプラクティショナーを取得する人が増えてきました。クラスメソッドでは資格取得費用は全額補助していますが、取得したことによる追加報酬はありません。あくまで自分のためのものです。
AWS認定資格は自身の技術力の第三者からの認定になるというセルフブランディングであると同時に、スキルアップのための最良のチャレンジの場です。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。
JAWS-UG
JAWS-UGはAWSのユーザーグループです。AWSを利用するエンジニアが数多く参加しています。全国各地で開催されており、テーマも様々なため、AWSに関する知見を水平展開で身につける最良の場だと思います。登壇者を広く募集していることが多く、弊社のメンバーもよく登壇させてもらっています。JAWS-UGをアウトプットの場としても使うことで、エンジニアのスキルアップに繋がります。登壇は超オススメです!
余談ですが、弊社では社内外の勉強会へ参加は「勤務時間に参加しても良いし、勤務時間外に参加しても良い。ただし勤務時間に参加した場合は必ずアウトプットすること」というルールで行っています。アウトプットとはつまり、まぁ、ブログです。JAWS-UGもその一つです。
AWSの公式Twitterアカウントは数多くあるのですが、とりあえず以下の6つを押さえておくと、大体の情報は取得できます。
- Amazon Web Services
- AWS / アマゾン ウェブ サービス
- AWS Support
- AWS Partner Network
- Werner Vogels(CTO @ Amazon)
- Jeff Barr(Chief Evangelist for the Amazon Web Services)
Youtube
AWS公式アカウントとAWSジャパン公式アカウントがあるので、こちらのチャンネル登録をオススメします。AWSの各種イベントのセッション動画もこちらで公開されます。
AWS re:Invent
はい!おまたせしました。AWS re:InventはAWSの年次カンファレンスイベントで、毎年米国ラスベガスにて開催されています。今年はいよいよ来週、12月2日〜6日にかけて開催されます!。AWS re:Inventにメンバーを参加させることについて、大きく3つのメリットがあると考えています。
- 新サービス/新機能のリリースを現地でリアルタイムに体験できる
- 海外の最新事例を知ることができる
- 社員の英語力が向上する/英語学習のモチベーションが高まる
クラスメソッドは2012年からメンバーが参加していますが、もちろん今年も参加します。80名で。
今年も特設サイトをオープンしており、現地から最新情報をお届けします。お楽しみに!
さいごに
以上、クラスメソッド流のAWSのリソースをフル活用したAWSエンジニア育成でした。ご参考になれば幸いです。