[登壇レポート]「成果報告!〜23年新卒ズがスクラム開発やってみた〜」というタイトルでDevelopersIO2023に登壇しました!
皆さん、こんにちは。
CX事業本部 Delivery部の稲葉です。
今回は、2023年7月7日〜8日に開催されたDevelopers IO2023で、「成果報告!〜23年新卒ズがスクラム開発やってみた〜」というタイトルで登壇した感想と解説を書いていきたいと思います。
スライド
当日はもう1人の新卒同期のスライドと合体して発表したのですが、ここでは私のパートを添付させて頂きます。
解説
ざっくりとセッションの内容を説明しますと、2023年新卒メンバーが行った3週間のスクラムでのチーム開発研修で学んだ事とその成果報告についてお話ししました。
この研修は人数の都合上、2チームに分かれて行われたため、今回のセッションではそれぞれのチームの1人(計2人)が登壇して話すことに。
そのため、この記事では私が発表したパートをメインに書いていきたいと思います。
初めに今回の研修についての概要や目的、開発期間などを話しました。
そこから、今回のセッションタイトルにもあるスクラムでの開発について話していきました。
特に今回の研修の特色でもあるデイリースプリントについて、念入りに説明しました。
お話を聞いてくださった方の表情を見ても、デイリースプリントで開発を行っている所はほぼ無いという印象でした。
そういった経緯からも、個人的にはこの辺りの話が一番反応が良かったと思います!
一通りスクラムについての話を終えた後、自分達のチームで開発したプロダクトについて簡単に説明しました。
最後に、3人チームの「ArriView」の視点から今回の研修で学んだ事を自分の感じたままに話しました。
チームとして決めたアクションの一例
- ある問題に直面して、20分取り組んでみて難しそうなら質問する
- プルリクエストを作成したら、slackで他のメンバーをメンションしてコードレビューして貰う
- 長期間離れるなら、Gatherのステータスメッセージを変更する
こういったアクションを決め翌日、即実行する事でチーム全体の行動が明確化され開発がスムーズに進められるようになっていきました。
決めたアクションは、ある程度実施して継続・廃止・改良するかをチームで話し合い。そうすることで、必要なアクションだけが残りより洗練されました。
初めは3人なので、明確なアクションなどはあまり必要ないと考えていましたが、こういったアクションあるいはルールがあると無いとでは、天と地ほどに違いました。こういった経験から、アクション決めの重要性を学びました。
また、優先順位をチーム内で決めることの重要性も学びました。
開発当初は、とりあえず思い付いた機能は実装しようとしていましたが、1週間目ぐらいからこのままでは明らかに完成することが出来ないと感じたことをキッカケにチームで優先順位を決めました。
- プロダクトでこれだけは絶対に実装したい機能を最優先に実装する(今考えると当たり前なのですが)
- レスポンシブ対応やデザインは後回し、まずは動くものを作る
優先順位決めは非常に大切なのですが、同時に何を削り、何を残すかなどを考えるのがとても大変でした!
こんな感じでチーム開発研修を通して学んだ事を発表しました。
感想
今回色々な事がありましたが、私が驚いたことは大きく分けて2つあります。
1つは割と早い段階で、このセッションが満員になったことです!
はじめは新卒が行うからあまり来てくれないんじゃ無いか、数人来て頂ければ良いかなと思っていましたが、蓋を開けてみると3週間ぐらい前の段階で満員になったと知らせが来て、それからセッションを増やすことになり午前・午後とセッションを2回行うことになりました。
そして、2つ目に驚いたことは、Ask the Speakerで午前・午後合わせて2時間半ぐらいの間お話しをしたことです!(セッション時間より長い!)
どのようなことを質問されたかと言いますと、
- プログラミング未経験のメンバーでチーム開発研修を行うにはどうすれば良いか?
- プログラミング未経験のメンバーでスクラム研修を行う場合、どのくらいメンターなどが関与した方が良いか?
- 開発経験の浅いメンバーがオンラインでコミュニケーションを行う上での留意点
- デイリースプリントを行う際の留意点
質問全部は書けそうに無いですが、スクラム・チーム開発に関する質問がほとんどでした。
最後ら辺は雑談で盛り上がり、名刺を何人かの方に頂きましたー
まとめ
今回のセッションで、登壇をして話すという経験ができただけでなく、外部の方との交流も活発に行うことが出来たので、全体を通して大変ためになる体験ができて、本当に登壇して良かったと思います!
最後までこの記事を読んでくださりありがとうございました。