新卒研修二週間を振り返ってみた
るおんです。クラスメソッドに入社して2週間が経ちました。
今年の新卒研修はクラスメソッドとグループ会社のアノテーションのメンバーが合同で二週間のビジネス研修行い、その後各自の研修に移るという体制です。
今回は全員が日比谷オフィスに集まって同じビジネス研修を受けた2週間を振り返ってみて、学んだことや感想を述べていきたいと思います。
4/1(月) 入社式🤵🏻
入社初日です。この日は、アノテーションの新卒メンバーとの初対面でもありました。クラスメソッドの新卒は自分を含めて2人、アノテーションの新卒は9人でした。
まずは、労務や就業規則などの基本的な規則を学びました。
午後過ぎに入社式がありました。全社員の前で簡単に自己紹介を行いました。トップバッターでしたが、終始welcomeムードだったので楽しく挨拶することができました。
入社式の後は、恒例のJOINブログを執筆しました。
思ったより早く書き上げることができたので、余った時間はオフィスに置いてある卓球をしたりして初日から充実した一日を過ごすことができました。
4/2(火) お花見🌸
二日目は、アノテーションメンバーがPCセットアップをしている間に、クラメソメンバーはインターン時に研修をしてくださったトレーナーの方々との交流会を行いました。当初はオフィスで交流する予定でしたが、せっかくなので皇居まで桜を見に行くことになりました。2時間ほどかけて皇居周りを散歩しました笑
皇居から戻ってきた後は、オフィスツアーとツールオリエン、そして評価制度の説明がありました。広々としたオフィスを見学し、業務で使用するツールについて説明を受けました。
4/3(水) 紙飛行機ワークショップ✈️
3日目は、紙飛行機を使ったワークショップを行いました。全体が3つのチームに分かれ、各チームは出された制限条件を満たす紙飛行機を作り、時間内にできるだけ多くの紙飛行機を飛ばすことを目指しました。
このワークショップの目的は、「経験学習サイクル」を体験することでした。
経験学習理論
自分の能力以上の仕事に挑戦し、挑戦後に徹底した振り返りを行うことで、学びを確実に自分のものにし、より難しい仕事に挑戦できるようになる学習方法
ワークショップでは、チームで話し合いながら、制限条件を満たす紙飛行機を作り、時間内に飛ばせる紙飛行機の数を競いました。これを複数回繰り返し、毎回の計画、戦略、振り返りを通じて、改善のプロセスを体験しました。
個人的には、このプロセスがアジャイル開発に似ていると感じました。実際の開発現場でも、計画、実行、振り返りを繰り返しながら、継続的な改善を行っていくことが重要だと思います。
自分のチームは、最も多くの紙飛行機を飛ばすことができ、良い点と反省点をしっかりと洗い出すことができました。また、入社3日目にしてこのようなワークを行うことで、チームメンバーとの仲を深めることができたことも大きな収穫でした。
4/4(木) LT大会🏆
4日目は、新卒社員によるLT (ライトニングトーク) 大会が行われました。一人あたりの持ち時間は5分で、テーマは自由。時間内であれば発表方法も各自に委ねられました。5分という短い時間で伝えたいことをまとめるのは、意外と難しく感じましたがなんとか形にすることができました。自分はお気に入りのアプリについて発表することにしました。
IT業界では、学生時代からサークル活動やハッカソンなどでLTに慣れている人が多いようでしたが、自分にとっては初めての経験でした。持ち時間内に発表を終えることができてよかったです。
LT大会は、全社員向けにGoogle Meetで配信され、100人以上が視聴する中での発表でした。Slackには「新卒LT大会」のスレッドが立ち500件を超える反応が寄せられとても盛り上がりました。同期の発表を聞いていると、みんな話し方がうまいな~と感心しました。
4/5(金) ビジネスマナー🧑💼
5日目は、ビジネスマナー研修とストレングスファインダーを行いました。
ビジネスマナー研修を受講することで、社会人になったことを実感することができました。エンジニアとしては、日常的にビジネスマナーを使う機会は少ないかもしれません。しかし、クラスメソッドでは顧客とのミーティングなどが多いためそういった場面では意識して活用していきたいです。
また、ストレングスファインダーでは、自分の特徴を知ることができました。個人的にこういった性格診断などには偏見があり、あまりやってこなかったのですが、この機会にやってみてたくさんの発見がありました。結果から、自分は自我を強く持ちながらも調和性を重視するタイプだとわかり、チームワークを大切にする場面で活かせそうだと感じました。
また、自分の特徴だけでなく同期の特徴も知ることができ、お互いの強みや性格を理解し合うことでより円滑にコミュニケーションを取り、仕事がしやすくなったと感じました。
土日
社会人になって初めての休日でした。研修とは関係ないですが、クラスメソッドはJリーグの東京ヴェルディのスポンサーをしているので、社内でチケットが配布されています。せっかくなので土曜日にヴェルディの試合を無料でVIP席で観に行かせていただきました。最高の席から最高の環境で試合を観戦できてめちゃ楽しかったです笑
4/8(月)
二週目の初日は、様々な内容の研修が行われました。
まず、クラスメソッドの特徴の一つであるブログ執筆についてのノウハウを学びました。なぜブログを書くのか、そしてブログを書く際に意識すべきポイントなどを理解することができました。
次に、ビジネスコミュニケーション研修を行いました。自分のコミュニケーションの特徴について自己分析を行い、グループワークを通じて自己理解を深めました。
最後に、フィードバック研修を行いました。ここでは、人にどのようにフィードバックをするのが良いかを学びました。フィードバックには時に耳の痛い話も含まれますが、それを受け止め、成長に繋げるスキル「コーチャビリティ」の重要性を理解しました。
他人にフィードバックをするときに、成長より嫌悪感が勝ってしまう「アンコーチャブル」な状態では、その人の自信の喪失やショックが勝ってしまい成長機会を失ってしまいます。一方、「コーチャブル」なフィードバックでは、嫌悪感をなるべく感じさせず成長のためのアドバイスを送ることができます。入社して色々な人と話す中でクラスメソッドの社員の多くは、これらのスキルが自然と身についていることを実感しました。
これからは、今回学んだことを意識しながら、自分自身と他者の成長に繋げていきたいと思います。
4/9(火)
9日目は、顧客ミーティング見学やタスクバラシ研修、そして新卒向け会社説明会を企画しました。
まず、実際のプロジェクトの現場の顧客とのミーティングを見学させていただきました。クラスメソッドのチームが実際に顧客とミーティングしている場に参加させていただき、アジャイル開発のデイリースクラムを見学しました。クラスメソッドと顧客の間で対等な議論が交わされている様子を見て、両者の信頼関係の深さを感じました。実際の開発現場の雰囲気を肌で感じることができました。
次に、タスクバラシの手法を学びました。
与えられたタスクをいかに細分化し、進めやすくするかを学びました。実際に配属された時もタスクをセルフマネジメントして効率よく仕事を進められるよう実践してみようと思いました。
最後に、グループワークとして新卒向けの会社説明会の企画を行いました。クラスメソッドとアノテーションの両者合同説明という形式の会社説明を企画しました。新卒の視点で、説明会に何を盛り込むべきかを議論し、スライドにまとめました。自分たちが就職活動を行う立場だったからこそ、新卒目線でのアイデアを出し合うことができたと思います。
4/10(水) 新卒向け会社説明会を企画・開催しよう🧑🏫
この日は前日に続いてチームで新卒向け会社説明会を企画をしました。この日は、単に自分たちのアイデアで企画するのではなく、先輩社員にヒアリングしたり採用担当の方に意識していることや疑問を聞いてみて、それを自分たちの資料に盛り込み、よりよい会社説明会になるように工夫しました。
自分たちのグループでは、新卒向けということもあり、事業内容や技術的な説明より、「カルチャーマッチ」と「会社の雰囲気」を伝えることに重点を置いて説明することを意識しました。クラスメソッドとアノテーションの合同説明会というお題だったので、学生目線で「結局じぶんはどっちの会社にマッチしているのか?」という点を明確できるように両者のカルチャーの違いや求められる人物像を言語化して資料としてわかりやすく伝えるのがとても難しかったです。
この日は一日を通してチームで資料作成と発表練習だったため、自分たちでアイデアで出し合ったり自由に議論する時間がたっぷりあってよりチームでの仲を深めることと同時に、自分たちの会社についての理解もより深めることができました。
4/11(木) 東京タワーに登ろう🗼
この日は、前日の会社説明会の発表を午前中に行い、午後からはみんなで東京タワーにのぼりました。
普段はオフィスから東京タワーを眺めていましたが、今日は東京タワーからオフィスを必死に探すという体験をしました。
まさかの東京タワーにみんなで登るというビックリの内容でしたが、上京してから東京らしいことを一切していなかったので、東京タワーに登ってみんなで東京感を味わうことができてよかったです笑
4/12(金) 最終日🏃
研修最終日は、キャリアデザイン、学習エンジン、代表との座談会、そして個人目標の振り返りを行いました。
キャリアデザインでは、1年後、3年後、5年後、10年後、20年後の自分のキャリアを予測しました。キャリアとは仕事だけでなく、プライベートの生活も含まれるものです。人生のある年齢や場面における様々な役割(ライフロール)の組み合わせとしてキャリアを捉え、理想のキャリアを形成していくことが大切だと学びました。自分のキャリアやライフスタイルを言語化し、数値化したのは初めての経験でしたが、頭の中で漠然と思い描いていたものを具体的に表現できたことは大きな収穫でした。
学習エンジンについては、楽しみながら圧倒的なインプットとアウトプットを行い、知識や経験を蓄積させる仕組みのことを指すと理解しました。クラスメソッドでは、ブログや登壇などのアウトプットを通じて、インプットとの経験サイクルを高速に回していくことが重要だと感じました。また、業務でプロジェクトが終わった後などにも必ず振り返りを行うことで、効果的な学習を促進できるのだと学びました。
クラスメソッド代表の横田さんとアノテーション代表の渡邉さんとの座談会では、普段聞けない濃い話を聞くことができてとてもよい時間でした。普段からオフィスなどでお話しする機会があったので、特に堅苦しいものではなく、改めてみんなでおしゃべりのような雰囲気で色々な話をすることができました。
会社の雰囲気
クラスメソッドに入社して最初に驚いたことは、あまりにも自由な会社の雰囲気です。
カフェエリアという広いエリアには大量のボードゲームがあり、みんなで好きなボドゲを選んで遊んでいます。ベイブレードとかもあってよく遊んでます。
また、オフィスに常時卓球台が置いてあり好きな時に卓球ができるのはめっちゃ驚きました笑
僕も最近は毎日のように卓球をしているので卓球の技術が爆上がりしている気がします。
日比谷オフィスでは昼休みに無料で昼食が出ます。時間があるときは配膳のお手伝いをしたりしてます。ご飯を食べ終わった後は、モニターで格闘ゲームをする人やギターを弾いている人がいたりと本当になんでもありな空間でした。
また、業務中でもいろんな人がお茶やコーヒーを入れてくれたり、みんなでわいがやできるので、ちょっと疲れたらとりあえずカフェエリアに行って皆さんとおしゃべりしてリフレッシュできます。たまに社員のお子さんが遊びに来てておやつを作ってくれたりもします。