[Notion思考]使い易いフロントページとは?
フロントページという表現そのものに馴染みがないかもしれませんが、スタートページのような存在のことを示します。
ページは概ね以下のような要素を含みますが、際限なく入れていくと纏まりない内容になりやすいのが特徴です。
- カレンダー
- ToDo
- 天気
周知目的にて所属部署の社内向けフロントページを整えて、あれこれと入れていたものを省いた末に現状は他部署スタッフ向けのナビゲーション、施策ページや議事録へのショートカットを主体としました。ついでに週間予定表も添えています。
ただ、アクセスしてきたスタッフが求めているものを満たせているかは正直曖昧です。実際にとった整理や掲載項目の取捨選択方針を元に、個人的見解を書いてみました。
フロントページに求めているもの
大手SNSやニュースサイトのフロントページで個人的に求めているものは、新着情報のダイジェストや話題の事柄です。
ですが、この構成を部署のフロントページに求めるのは酷です。やるのであればCMSのような仕組みを整える必要があり、必然的にGitHubやNotion APIの組み合わせが求められます。
作り込むと技術的負債になる可能性が高いために極力Notionの標準機能を使っていますが、周知目的にて各施策のアップデートをGitHubとNotionのAPIを利用してrelease noteからNotion側に自動引用掲載ぐらいの手間を掛けるメリットはあるのではないかと思っています。
フロントページ刷新の記録
理想とする構成になっているかは定かではないのですが、現時点の構成へ仕上げるまでにどのような過程があったのかを挙げてみます。さすがにスクリーンショットのストックはなかったため、テキストのみになります。
元々はConfluenceからの移行で、当初は部署の過去説明とショートカットでほぼ埋まる構成でした。ショートカット自体も終了している施策が大半です。そしてその状態に至る前提として、基本的に更新が入りません。部員には新規の情報が追加されないこともわかりきっているため、入社および異動後での確認後に再アクセスする必要もなく、ほぼ置物でした。
移行した後に行ったことはショートカットと部署説明の整理です。終了した施策のショートカットは削り、部署の過去説明は年次議事ページに移し、フロントページ上は現状解説に変更しました。議事をみるタイミングで知る程度の流れです。年次が変わるタイミングくらいしか更新はまず入らないため、最終的には部の紹介ページを追加してその中に移動。フロントからは外れました。
いつの間にか追加されていたテーブルへの手入力による週間予定はGoogleCalenderに追加するほどでもない予定の溜まり場となっており、ここでないと確認できない内容が多かったために維持。これをみるためにアクセスすることも増えたのでページ上部へと動かしました。
次にショートカットを大まかに3つ、議事録全般、部の定期確認、各施策へ分類し、それぞれに中項目ページを設けました。部のフロントページの下位に議事録全般・部の定期確認・各施策のフロントページが存在する構成となります。アクセス頻度の高い週定例議事録や定期確認FAQ系は部のフロントページ上にページ階層を貫くタイプでのショートカットを追加しています。
この辺りで現状となります。
あとがき
現在の問題は部のフロントページ、および中項目ページへのアクセス頻度が全くわからないため、次に手をいれるべき目安がないところです。パブリックにできないためGoogle Analyticsは導入要件を満たせません。Notionのアップデートを待つのみです。