NotionQAでタスク進捗を求めてみた #Notion
NotionQAで色々試すアドベントカレンダー10日目です。
便利なNotionとはいえ、タスク管理を複数のデータベースで行っている場合、期限が迫っているものを個別に確認するのは中々の手間です。リレーション等でまとめるにも、キレイな仕組み化ができるとは限りません。
フォーマットが入り乱れた状態でNotionQAに進捗確認を頼むとどうなるのか試してみました。
QAでのタスク確認に必要だったもの
NotionQAの判断は柔軟で、単に日付プロパティを入れていただけでも期限として扱ってくれます。また、タイトルはタスク名として扱われるため適切なものを入れておきましょう。
そして実は忘れてはいけないのがステータスプロパティ。
幾度かのQAを試みて判ったことに、NotionQAの進捗判断はステータスプロパティを利用するようです。ステータスプロパティではなくタグ等で管理している場合は全て未完了扱いに、あるいはステータスプロパティがあっても完了に変え忘れている場合は終わっていないものと見做されました。
ステータスのラベルは補足程度
NotionQAは進捗についてステータスを元に判断しますが、その基準は未着手・着手中・完了の3ステップです。ステータスに対してラベルを自由に変更や追加できますが、QAにとってラベルは補足情報程度にて判断には影響をもたらさないようです。
ラベルの活用方法としては、あくまで人の目によるタスクかんばんの判断目安でしょうか。独自ラベルがついているとどのタスクかんばんから拾ってきたのか原典を確認せずとも分かりやすくなります。
あとがき
日付だけを見ているのかと思っていましたが、予想外にステータスプロパティの影響が出ていたのは驚きでした。なお、QAが解答するタスクの数には限度があります。当初DevIOの原稿にはステータスプロパティを入れていなかったので、QA検証開始時には只管該当して未完了タスクとして先んじて大量に羅列されるため悩まされました。
タスク管理には、日付とステータスプロパティを忘れないようにしましょう。担当者が切り替わる場合には念のためユーザプロパティも。