とっても気になるopenFrameworks
とっても気になっていたけど、なかなかはじめられなかった openFrameworksを本をみながらサイトをみながら 少しづつ勉強していきたいと思います。
今回の目標はopenFrameworksについて調べることです。
1.openFrameworksとは?
Mac OS X、Windows、Linuxで動作可能、またiPhoneやiPadなどのiOSのデバイス上でも動作可能な、主にインタラクティブなコンテンツやメディアアートの制作に特化したC++をベースにしたフレームワークです。JavaをベースにしたProcessingを参考にしているそうです。C++の便利で高性能なライブラリをプログラミングの初心者でもわかりやすく提供しています。例えば、グラフィックの描画にはOpenGL、音声の入出力にはRtAudioなどがあるそうで、それらを利用しやすいようにしたものがopenFrameworksで、openFrameworksの開発者であるZachary Libermanはそのことを糊(glue)に例えています。便利なものをつなぎあわせるための糊(glue)の役目を果たすように設計されているようです。
openFrameworksのサイト
サイトのギャラリーから作品をみることができます。
http://www.openframeworks.cc/gallery
2.openFrameworksができた背景
2004年にアーティストでありプログラマでもあるZachary LibermanがNYにあるパーソンズの大学院で教えていた時に、彼自身が自分の作品実現の為に開発していたツールをプログラム初心者のアートを学ぶ学生達も使えるようにしようと作られたのがはじまりだそうです。Zachary Libermanは、多くの賞を受賞し話題となったThe EyeWriterのプロジェクトチームのメンバーでもあります。
The EyeWriterのサイト
Zachary Libermanさんのサイト
3.openFrameworksでできることは?
- 2次元や3次元のグラフィックの描画
- 音声の入出力
- アニメーション
- 動画のキャプチャ、再生
- フォントファイル(TTFファイル)の利用
- iPhoneアプリとしての書き出し(ver.0.061以降)などなど…。
これらができるツールは他にもあると思うのですが、openFrameworksの最大の利点としてあげられているのがC++でかかれている、コンピュータのハードウェアに近い部分でかかれている為、コンピュータの性能を最大限に発揮できることだそうです。例えば、大量のオブジェクトを描画したり、高速な計算処理が必要な表現をするのにとても適しているそうです。
…。
私はC++が全くわからないので勉強して作っていくうちにopenFrameworksの良さを実感できればいいなと思います。"プログラム初心者のアートを学ぶ学生達も使えるようにしようと作られた"…はず…。
■まとめ
- メディアアートやインタラクティブコンテンツを制作することに特化している。
- プログラミング初心者にもわかりやすく便利な機能が提供される。
- とっても処理速度が速いらしい。
- とってもおもしろそう!
次回は開発環境の準備をしたいと思います。