『それ、楽しくしましょ ちょっとだけ』~ファシリテーションで自分の強みを探してみた!~
こんにちは。chicca です。
友達と一緒にオンライン個人向けファシリテーションを受け、自分の価値(強み)を探してみました。おうちにいる時間が長くなった今だからこそ、with/after コロナ時代を生き抜く自分のマネージメントに向けてゆっくりじっくり考えてみました。
オンライン個人向けファシリテーションを受けてみた感想をまとめると次のようになりました。
- 自分の価値(強み)を言語化できた
- やりたいこと、やらないことが整理できた
- 精神的にすっきりした
- 今までの経験を新しい視点から捉えられるようになった
ファシリテーションとは?
ファシリテーション(facilitation)とは、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味します。その役割を担う人がファシリテーター(facilitator)であり、会議で言えば進行役にあたります。(出典:日本ファシリテーション協会)
ファシリテーターは福岡でフロントエンドエンジニアとしても活躍されている合同会社CGFMの金内透さん(@Garyuten)です。
ファシリテーションは会議などでの舵取りや議論を促進することです。今回はその技術を使って個人をファシリテーションしていただきました。
このファシリテーションで金内さんから提供していただいたことは
- 考えたいことを考える時間の提供
- 思考パターンを壊す問いかけ
以上の2つがメインになります。ファシリテーターはあくまでも「促す」役割です。
私自身が考えたり、答えを出す強力なサポートをしていただきました。
当日のながれ
- テーマ確認&アイスブレイク
- 自分年表グラフ(ワーク1)
- ビジネスモデルYOU(ワーク2)
- 振り返り
1.テーマ確認&アイスブレイク
テーマ:「セルフブランディング」を選びました。
テーマはいくつか選ぶことができます。一緒に参加した友人は「今後のキャリア」を選んでいました。
このテーマを選んだのは自分について漠然としているなって悩みがあったからです。
アイスブレイク:動物占い
動物占いを使って自分の個性を知ります。占いなので気軽に取り組め、とっても盛り上がりました。
当たっていることが多く、アイスブレイクを通り越して気づけば温かいお湯になったのでは?とつっこみたくなるくらい盛り上がりました。
私は本質がライオン、表面はトラでした。
動物占いからわかる私の個性は、
- ストイックなところとそうでないところを分けている
- 中心に居るほど本領発揮
- サブリーダー的なポジション(参謀)とか
- 仕切りたがり
- 共有・タスクの進捗管理
- 一度心を閉ざすとその人にはシャッターを下ろす
- ため口は気にしない
- 這い上がってきた人には優しい
本質も表面キャラも猛獣なのに、希望キャラはこじかというギャップ…
2.自分年表グラフ(ワーク1)
これまでの自分を人生満足度の折れ線グラフで振り返ります。
なかなか折れ線の角度が激しい結果となりました。
実はこの作業にはとっても苦手意識がありました。
これまでも職業訓練校でやったことがあり、自分の傷をさらけ出した上にえぐったという思い出があります。
今回はファシリテーター金内さんのおかげで楽しく書くことができました。
自分の中では単なる過去ですが、金内さんのお言葉でその時の気持ちを整理し、別の角度から状況をみることができました。
もともとネガティブ思考なので人生でうまくいかなかったことに目を向けていましたが、客観的に視ると今の自分につながるいい出来事がたくさんあったことに気づかされました。
金内さんに思考パターンを壊していただきました。
また、過去だけでなく今後の満足度も書きました。
このときに「自分の満足度はどうしたら上がるか」を考えることで次のワークがスムーズになりました。
3.ビジネスモデルYOU(ワーク2)
ビジネスモデルキャンバスを使って自分の価値を考えてみます。
次の順序でビジネスモデルキャンバスを埋めていきます。
- キーリソース:あなたはどんな人?どんな財産がある?
- キーアクティビティ:あなたならではの、大事な仕事や取り組みは?
- 顧客:誰の役に立ちたい?誰のためになりたい?
- 与える価値:どう役に立ちたい?どうためになりたい?
- チャネル:どう知らせる?どう届ける?
- 顧客との関係:どう顧客と関わり、接する?
- キーパートナー:カギとなる協力者たちは、誰?
- コスト:何を費やす?
- 報酬:何を手に入れる?
まずは自分で表の中に付箋を貼って埋めていきました。
私の記入を読んだ金内さんと友人が他人目線で付箋を追加し、それを受けてさらに自分で付箋を整理していきます。
一か所、付箋が増えると次々とほかのカテゴリーに影響が及びます。
過去に connpass で AWS の勉強会を主催したことがあったのですが、私自身はすっかり忘れていました。
今回一緒に参加していた友人がそのことを付箋に書いてくれて、キーアクティビティに「イベント開催」を追加しました。
友人や同僚とのグループセッションは意見をたくさんもらえるのでとってもお勧めです。
4.振り返り
2つのワークを通じてみえた自分の価値を考えました。
私の価値は、
『それ、楽しくしましょ ちょっとだけ』
です。
まったく違う分野からクラスメソッドに転職して1年3ヵ月。AWS を理解するためにネットワークや Python などプログラミングの勉強をしています。
最近では自分が携わっている業務で自動化が進んでいて、スプレッドシートからメールを作成できることを知りました。
今までは「Excel でマクロ」を利用していたことが、今後は「Python と GAS」が主流になっていくんだろうなとか
この会社にジョインできたからこそ出会えた技術がたくさんあります。こうした技術はエンジニアだけのものではなく、一般の事務職にも広がっていくと思います。この技術が広がっていくのを促進して、みんながちょっとだけ楽しく仕事ができる一助になれたらいいなという思いから私の価値は決まりました。
さいごに
このコロナの状況のおかげで Zoom と Miro を利用したオンライン個人ファシリテーションをしていただく機会に恵まれました。
やりたいことが言語化できたことで精神的にすっきりしました。
また、やらないことを決めることができたので「今はつかわないけど、、、」と、とりあえず手元においていた資格のテキストを捨ててお部屋の中もすっきりしました。
自分年表グラフで人生を振り返ったときに、「あのときは大変だったけどそれが今につながっているんだな」と、気づけたことを大切にしていきたいです。
参考
- Miro について