Professional Cloud DevOps Engineer は SRE を目指すエンジニアにお勧めしたい資格でした

Professional Cloud DevOps Engineer は SRE を目指すエンジニアにお勧めしたい資格でした

Clock Icon2021.07.06

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本記事は 2021/07/06 時点の情報になります。そのため時期によって異なる情報になる可能性があります。ご留意の上、お読みください。

はじめに

こんにちは、 CX事業本部 MAD事業部 の 田中孝明 です。

つい先日、 Google Cloud 認定資格 の Professional Cloud DevOps Engineer を苦労の末合格しました。

試験の内容に関しては NDA になるため記載することはできませが、勉強した内容をお伝えすることで、挑戦する方の励みになるような記事になればと思い公開いたします。

Professional Cloud DevOps Engineer について

Professional Cloud DevOps Engineer は Google Cloud 認定資格 のプロフェッショナル資格に該当する資格です。

一度不合格になりましたが、二度目の挑戦で合格できました。

  • 2021/06/12 不合格
  • 2021/07/04 合格

2021/07/06 の時点では英語でしか受験できない点もご注意願います。

認定試験ガイド

当初は AWS 認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナル のように、サービス群を駆使して継続的デリバリーのシステムと手法を実装するような試験を想像していましたが、試験ガイドを見ると別物でした。

サービス群を駆使したシステムの構築に関する認定試験は Professional Cloud Developer が該当するのではないでしょうか。

Professional Cloud DevOps Engineer は、サービスの信頼性の確保と迅速な配信との適度なバランスを保つために、開発プロセスの効率的な運用を目指します。また、Google Cloud Platform を使用したソフトウェア配信パイプラインの構築、サービスのデプロイとモニタリング、インシデントの管理、およびインシデントから知見を得ることに精通している必要があります。

試験ガイドから出題範囲を抜粋してみます。

  1. サービスへのサイト信頼性エンジニアリングの原則の適用
  2. サービスの CI / CD パイプラインの構築と実装
  3. サービスのモニタリング戦略の実装
  4. サービス パフォーマンスの最適化
  5. サービス インシデントの管理

「サービスへのサイト信頼性エンジニアリングの原則の適用」 「サービス インシデントの管理」 が書かれている通り、 Site Reliability Engineering が問われる試験になります。また 「サービスの CI / CD パイプラインの構築と実装」 「サービスのモニタリング戦略の実装」 など、実装面での知識も問われるハードな内容の試験になります。

学習について

Site Reliability Engineering

Site Reliability Engineering については、有名な書籍が oreilly から出ています。

ただ、本試験は英語で出題されるため、以下のドキュメントと読み合わせながら確認することをお勧めします。

ハンズオン

試験ガイドに載っている範囲のサービスで触ったことがないものがある場合は Qwiklabs などでハンズオンを利用されることをお勧めします。

どのハンズオンを受ければいいのかは有志の方がGitHubに情報をまとまられています。

Google における DevOps について

DevOps に関する資料は公式ドキュメントにも多数存在します。試験とは別にしても読み応えのある資料なので、受験されない方も一度目を通されることをお勧めします。

API 設計ガイド

ドキュメントを辿っていると、試験とはあまり関連が無いですが、面白いドキュメントに出会えます。

こういう資料が無料、かつ多言語で見れるのは素晴らしいですね。

さいごに

Site Reliability Engineering が試験として出てくるのは珍しく、勉強しがいがありました。 それでも英語で受けるのは抵抗ありますので、受験される方は試験後のサーベイのフィードバックで「Please support Japanese for the next version」と是非記載しましょう。

このブログが挑戦するきっかけになれば幸いです。

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