[アップデート] AWS コンソール上の Amazon Q チャット機能で会話履歴を保存したり、切り替えたりできるようになっていました
いわさです。
AWS コンソール上には Amazon Q とのチャット機能が備わっています。
おそらく最近のアップデートだと思いますが、複数の会話履歴が保存され、利用者が会話を切り替えることができるようになっていました。
公式ドキュメントを確認したところ、約 2 週間に更新されていたようです。
Document history for Amazon Q Developer User Guide - Amazon Q Developer より
会話履歴の確認と切り替え方法について確認してみたので紹介します。
変更点と使い方
以下が AWS マネジメントコンソール上で使える Amazon Q チャットウィンドウです。
使っていた方は気がつくと思うのですが今までとちょっと違ってませんか?
上部にタイトルといくつかのアイコンボタンが表示されています。
あまり意識してなかったのですが、こちらの記事を確認させていただいたところ、1ヶ月前にはまだこれらのボタンなどは表示されていなかったようです。
チャット中に「+」ボタンを押すと、新しいチャットを開始することが出来ます。
別の会話を開始することが出来ました。
ただ、さっきまで会話していた内容が消えてしまいましたね。左側にメニューボタンみたいなものがありますのでこちらを押してみましょう。
そうすると会話履歴が表示されました。
Amazon Q が勝手に設定したタイトルなのですが、もともとが Lambda ランタイムに関する質問で、新しく質問しなおしたのが VPC に関する質問です。
この会話履歴は最大 1,000 件までの個別の会話を保存することが出来ます。
また、新しい質問をしていない非アクティブな会話履歴は 90 日経過すると削除されます。画面にもその旨が表示されていますね。
ここで古いほう(Lambda ランタイム)のタイトルを押してみます。
そうすると先程会話内容に戻ることが出来ました。今回のアップデートでこのように複数の会話間で切り替え操作を出来るようになっています。
先ほど、会話のタイトルが表示されていましたね。
デフォルトでは Amazon Q が会話の内容に基づいてタイトルを自動生成してくれます。
ただし、この編集ボタンを押すとユーザーが任意のタイトルを設定することも出来ます。
以下はタイトル設定中の様子です。タイトルは最大 80 文字まで設定出来るようです。
会話履歴を長期的に保存したい時に、自分で会話のタイトルをつけて管理しやすくしたい場合などに使えますね。
さいごに
本日は AWS コンソール上の Amazon Q チャット機能で会話履歴を保存したり、切り替えたりできるようになっていたので使い方を確認してみました。
小さなアップデートですが、便利に使いやすくなる機能です。
そして先日の Amazon Q Developer の日本語サポートで勘違いしていたのですが、Amazon Q コンソールチャットってまだ日本語対応してなかったんですね。こちらも早く対応してほしいですね。