QuickSightでファイルアップロードから作成したデータセットのデータ更新が出来るようになりました

QuickSightでファイルアップロードから作成したデータセットのデータ更新が出来るようになりました

Clock Icon2022.02.05

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いわさです。

QuickSightでデータセットを作成するとき、様々なデータソースを指定することが出来ますが、私はすぐに分析を試してみたいときはCSVファイルやExcelファイルを作成し、ファイルアップロード機能を使ってSPICEへデータロードを行うことが多いです。

これまで、アップロードしたあとのデータに変更を加えたい場合は再度データセットを再作成していましたが、今回のアップデートでデータセットのデータを更新することが出来るようになりました。

ファイルアップロード

適当なCSVファイルを作成し、そこから分析を作成してみます。
データソースにファイルアップロードを指定し、CSVファイルを選択します。

$ cat hoge.csv 
col1,col2,col3
111,a1,b1
222,a2,b2
333,a3,b3

更新出来るようになった

では、更新機能を試してみます。
更新機能は更新されたファイルをアップロードすることでSPICEが新しいデータソースで再ロードされます。

まずは、更新したCSVファイルを用意します。

$ cat hoge.csv 
col1,col2,col3
111,a1,b1
222,a2,b2
333,a3,b3
444,a4,b4
555,a5,b5
666,a6,b6

先程作成したデータセットの編集画面を開きます。
対象データソースのメニューから「ファイルの更新」を選択します。

こちらはデータソース毎の更新なので、仮に複数のデータソースがデータセット上に存在している場合は個別に更新が必要になります。

アップロード内容のプレビューが表示されるので「Confirm file update」を選択します。

一点ここで注意点ですが、Confirm後にデータセットを保存する必要があります。
データセットのプレビュー上ではデータが更新されているように見えるのですが、このままだと分析上では更新されないので保存して公開することを忘れないようにしてください。

分析のほうに手を加えず、データ内容が更新されましたね。

バージョン管理出来る

先日、データセットのバージョニング機能を紹介させて頂きました。

今回のファイル更新によるデータセットの変更はバージョニングの対象になっていました。これは嬉しいかもしれない。
先程のファイルを更新したデータセットのバージョニングを見てみましょう。

ふたつのバージョンが存在していますね。
旧バージョンに戻してみましょう。

分析側の表示もロールバックされました。

さいごに

本日は、QuickSightのファイルアップロードによるデータセットの更新機能を紹介しました。

通常の運用だと、別のサービスをデータソースに連携することが多いと思うのでそういった場合には出番はないかもしれませんが、私のように検証でファイルアップロードを多様する場合だとデータセットや分析の再作成が不要になるので、ちょっとうれしい機能かもしれません。

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