
【アップデート】RDSのストレージサイズの上限が向上しました
2015.06.19
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ウィスキー、シガー、パイプをこよなく愛する大栗です。 本日のアップデートで、RDSのストレージサイズの最大値が向上しましたのでご紹介します。
RDSのストレージサイズ
ストレージタイプごとに変更内容が異なっています。
汎用(SSD)
いわゆるgp2の場合は以下の通りです。
| DBエンジン | 旧最大サイズ | 新最大サイズ |
|---|---|---|
| MySQL | 3TB | 6TB |
| PostgreSQL | 3TB | 6TB |
| Oracle | 3TB | 6TB |
| SQL Server | 1TB | 4TB |
プロビジョンド IOPS
PIOPSの場合は以下になります。 SQL Serverは最大サイズの向上とともにIOPSの最大値も向上しました。
| DBエンジン | 旧最大サイズ | 旧最大IOPS | 新最大サイズ | 新最大IOPS |
|---|---|---|---|---|
| MySQL | 3TB | 30,000 IOPS | 6TB | 30,000 IOPS |
| PostgreSQL | 3TB | 30,000 IOPS | 6TB | 30,000 IOPS |
| Oracle | 3TB | 30,000 IOPS | 6TB | 30,000 IOPS |
| SQL Server | 1TB | 10,000 IOPS | 4TB | 20,000 IOPS |
マグネティック
残念ながらマグネティックの最大サイズは変更がありません。
| DBエンジン | 旧最大サイズ | 新最大サイズ |
|---|---|---|
| MySQL | 3TB | 3TB |
| PostgreSQL | 3TB | 3TB |
| Oracle | 3TB | 3TB |
| SQL Server | 1TB | 1TB |
さいごに
Auroraの64TBにはかないませんが、各DBエンジンの最大サイズが増えています。サイズ制限が問題となり移行が出来ない事もあったと思いますが、これからはストレージサイズの問題は少なくなるのではないでしょうか?
参考文献
AWS Documentation » Amazon Relational Database Service (RDS) » User Guide » Storage for Amazon RDS









