RDSでDB.M4インスタンスタイプがサポート&Publicly Accessibleを変更可能に!

2015.11.12

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

最近めっきり寒くなってきましたね。みかんばっかり食ってる森永です。

しれっとRDSのアップデートが来ましたのでまとめてみます。

  • インスタンスタイプ「DB.M4」をサポート
  • 起動後にPublicly Accessibleの設定を変更可能に

インスタンスタイプ「DB.M4」をサポート

EC2には来ていた「M4」インスタンスタイプですが、半年ほど遅れてRDSにも登場しました。
これで現行のインスタンスタイプは「DB.M3」から「DB.M4」となります。

M4インスタンスは、Haswellアーキテクチャで2.4 GHzのIntel Xeon® E5-2676 v3を採用しています。

また、デフォルトでEBS最適化が有効になっているため、ネットワーク通信とEBSへの読み書きが干渉しません。
高速なネットワークアクセスや大量のディスクアクセスがある場合に有効です。

インスタンスタイプ 仮想CPU メモリ(GB) PIOPS最適化 ネットワークパフォーマンス
db.m4.large 2 8 できる
db.m4.xlarge 4 16 できる
db.m4.2xlarge 8 32 できる
db.m4.4xlarge 16 64 できる
db.m4.10xlarge 40 160 できる 10 Gigabit

DB.M4インスタンスタイプを使用できるDBエンジンはAurora以外の全てのエンジンです。
(バージョンにより使用できないものがあります。)

rds01

東京リージョンでも既に使用可能です!お試し下さい!

起動後にPublicly Accessibleの設定を変更可能に

RDSの設定に「Publicly Accessible」というものがあります。
VPC外部からのアクセスを許可するかを設定できるというものです。
これを許可しないと、セキュリティグループで穴を開けていてもVPCの外からはアクセスできません。

今までは、RDS起動時に設定したら設定を変更することが出来なかったのですが、この度起動後に設定変更できるようになりました。

開発中は、開発PCからアクセスしたいけど、リリース後は外部からのアクセスを拒否したいという要望もこれで叶えることが出来ますね!
(Privateサブネットに配置している場合はルートテーブルの設定も必要ですが…)

rds02
起動時

rds03
設定変更!

最後に

RDSにもやっとM4インスタンス来ました。
待っていた方も多いのではないでしょうか。

地味にPublicly Accessibleの設定変更出来るようになったのも嬉しいですね。
設定した後にやらかした、ということも多々あるので。。。