re:Growth 2019 SAPPORO でいただいた Savings Plans に関する質問への回答をします。 #cmregrowth

2019/12/17 に札幌で開催された「re:Growth 2019 SAPPORO 開催!〜技術者による技術者のためのAWS re:Invent ふりかえり勉強会〜 #cmregrowth 」で Savings Plans について発表した際に頂戴したご質問に対する回答です。
2019.12.22

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こんにちは、札幌在住 AWS 事業本部 オペレーション部(通称オペ部)の池田です。
2019/12/17 に札幌で開催されました re:Growth 2019 SAPPORO 開催!〜技術者による技術者のためのAWS re:Invent ふりかえり勉強会〜 #cmregrowth の中で Savings Plans について発表しました。本投稿にて、その際に頂戴したご質問に対する回答とさせていただきます。

発表セッションについては下記投稿をご覧ください。

【レポート】Savings Plans でコストを削減する #CMP210 #reinvent (について #cmregrowth で発表しました)

質問1


最初の質問は Twitter 経由でいただきました。

SavingsPlansのコミット額、"$10コミットする"というのは、"$10相当のインスタンス量を(仮に割引率40%なら)$6で買っておく"という理解で合ってる?

はい。その通りです。
こちらについては、2019/12/12 に開催された[AWS Webinar] 新割引オプション”Savings Plans”によるコスト最適化で説明されていました(スライド 19ページ目)。
実はこの Webinar に参加していたのですが、re:Growth SAPPORO の発表中にスマートフォンの画面を会場にいた友人から見せられた際、咄嗟にこのことを思い出せなかったため「ブログでお答えします」と回答させていただいた次第です。

質問2

タグ付けをしてコストの管理をしているが、SP を購入してタグ管理をしたい場合はどうなるか?

こちらは会場にお越しいただいた方から直接いただいた質問で、その場ですぐに各種ドキュメントなどを確認することができなかったために「ブログに書きます」とお答えした件です。
各サービス内でタグを付与できるリソースの一覧は、こちらの AWS ドキュメントに記載がありますので確認をしました。残念ながら、SP に対してはタグ付けが行えないようです。
SP は特定のリソースを利用するものではなく、消費されたコストに対して割引を適用する仕組みであることから RI のようなタグ付けは行えないのではないでしょうか。

まとめ

当日のセッションでもご来場いただいた皆さんにお伝えしたのですが、コストに関する事項も AWS を利用していく上で非常に重要な要素となっています。しかし、コスト管理や購買手続きなどを担当されている方々は実際のシステム設計や運用とは別のチームであるなど、この Developers.IO をご覧いただく機会は少ないように感じます。コスト最適化についてはアカウント全体の視点による継続的な計測と検討、改善が必要ですから、この投稿をお読みくださった方はぜひ、そういった部署の方々へ「Developers.IO にはコストに関するブログ記事もあるよ!」とシェアいただければ幸いです。また、それをきっかけに普段はあまり交流のない部署の方々との色々な会話、AWS をより効果的に利用していくうえでのディスカッションに繋げていただけたらとても嬉しいです。