(レポート) STG401: Amazon S3 ディープダイブ & ベストプラクティス #reinvent
日本からコンニチハ。千葉です。
S3のベストプラクティスのセッションに関するレポートです。
内容としては、2015年にアップデートがあったS3機能の復習的な位置づけとなります。
※セッションとしてはベストプラクティスとして、新機能を使ったデモがフンダンに記載されていましたが、デモをお届けできないので、ここでは新機能の復習という内容で記載致します
2015年でアップデートしたS3の機能
弊社過去ブログのリンクとともに上げておきます。 8つの機能アップデートがありました。
- Event notifications
- Standard - IA
- Cross-region replication
- VPC endpoint
- Amacon CloudWatch for S3
- CloudTrail
- S3 bucket limit increase
- Read-after-write consistency all regions
Event notifications
S3イベント(PUT/POST,Copy,Delete)をトリガーにSNSやLambdaと連携可能になりました
Standard - IA
StandardやGlacierに加えて、 あまりアクセスしないファイル格納用ストレージとして、可用性やSLAが通常より低くなりますが安価なストレージが追加されました。
可用性は99.9となりますが、以下はStandardストレージと同等です。
- 堅牢性
- SSE、KMS、ユーザ鍵での暗号化
- ライフサイクルポ、リシーバージョニング
- イベント通知
- CloudWatchのメトリックス
- スループット
つまり、可用性のみ低くなったストレージとなります。
Cross-region replication
非同期ですがリージョンを越えた同期が可能となりました。 より低いレイテンシで、セキュアな同期が可能となります。
VPC endpoint
VPCネットワークから直接S3へアクセスできるようになりました。今までははインターネット経由でアクセスする選択肢しかありませんでした。
VPC endpointを利用することでVPCサブネットから直接S3バケットにアクセスが可能となりました。
Amacon CloudWatch for S3
CloudWatchのメトリクスが追加されました。 バケットレベルで、ストレージの使用量を確認でき、アラートも設定できるようになりました。 使いすぎていないか等確認できますね。
CloudTrail
S3がCloudTrailに対応しました。
S3 bucket limit increase
正直これは今知りました。バケット数の上限を増やせるようになったんですね。
Read-after-write consistency all regions
USスタンダードリージョンの整合性方式のアップデートです(他のリージョンと同等となりました)※今まではUSスタンダードリージョンのS3だけちょっと動作が違いました
(こちらは、東京リージョンで利用の皆様にはあまり影響がない内容ですね)
まとめ
全部知ってた!という方は、本当にすごいと思います!
私は、USスタンダートリージョンの話と、リミットの話は今知りました!
残念!