[レポート] DEV322: What’s New with the AWS CLI #reinvent
はじめに
こんにちは、コンサル部の望月です。
縁の下の力持ちこと、AWS CLIの新着情報ということで、AWS re:Invent 2018のセッション「DEV322: What's New with the AWS CLI」 のレポートをお送りします。
セッション概要
We're working on a new major version of the AWS Command Line Interface (AWS CLI), a command-line tool for interacting with AWS services and managing your AWS resources. AWS CLI v2 will include features to improve workflows and make it even easier to manage AWS resources through the AWS CLI. Come hear from the core developers of the AWS CLI as we highlight some of the new features and major improvements in AWS CLI v2.
スピーカー
- Kyle Knapp
- Software Development Engineer
- James Sarywinnie
- Senior Software Development Engineer
レポート
- AWS Command Line interfade
- AWSサービスを管理するためのクロスプラット(MSI、バンドルインストーラ、pip)統合ツール
- 150以上のトップレベルCLIコマンド
- Version 1.0.0 から現在のバージョンの比較
- Version 1.0.0 から 現行バージョン Version 1.16.52 までに多くの変更があった
- この5年間で学ぶことが多かった
- 下位互換性
- 1.0.0 を使用するスクリプトは、1.x のすべてのバージョンで動作する
- コマンドやパラメータを削除しない
- 既存の機能を削除しない
- AWS CLI v2
- 後方互換性のない変更
- prefix http://, https:// の削除
- Python 2.6, Python 3.3, 3.4 のサポートの中止
- タイムスタンプのフォーマットはISO8601
- Python 2 MSIのサポート中止
- すべてのコマンドの戻り値を一貫性を持たせる
- 下位互換の別名を削除
- 後方互換性のない変更
- 特徴の削除
- AWS CLI v1
- Windowsインストーラ
- バンドルインストーラ
- pip インストール
- AWS CLI v2
- Windowsインストーラ
- Mac .pkgインストーラ
- Linuxインストーラ
- インストールされているものを正確に制御
- 顧客のためのプロセス開始を安易にする
- プラグインを使用して拡張性をだす
- AWS CLI v1
- インタラクティブな使い方
- Assume role
- Process provider(SAML)
- Assume role chaining(instance metadata from assume role)
- MFA(2要素認証)
- Additional CLI config values(Profileの追加)
- AWS CLI wizard
- インタラクティブなプロンプトにより値を設定できる
- AWSリソースの管理
- Webコンソールと同等
- AWS CLI の自動補完機能
- v1 は名前やパラメータの自動補完
- v2 はキャッシュによるリソースの自動補完となり性能が改善された
- リソース、5000以上を補完
- リリースごとに自動生成される
- デモ
S3 + AWS Lambda + Amazon DynamoDB を使ったサンプルアプリをAWS CLI v2を駆使し、構築していました
- まとめ
- AWS CLI v2 はGitHubにて開発中
- フィードバックください!
- 設定の改善
- AWS CLI wizard
- 自動補完機能
- AWS CLI v2 の機能を使ったサンプルアプリケーション
まとめ
自動補完が充実しており、だいぶ使い勝手がよさそうに思えました。CLIでのAWS利用が今まで以上に使えるようになるかと思います。
実際にAWS CLI v2を使ってみたブログも別途更新したいと思います。