Buy with AWSでパートナーからのMarketplace製品購入フローが簡素化されました #AWSreInvent

Buy with AWSでパートナーからのMarketplace製品購入フローが簡素化されました #AWSreInvent

Clock Icon2024.12.06

はじめに

AWS re:Invent 2024のキーノートで、Buy with AWS の発表がありましたので、その内容について記載します。
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https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/12/buy-aws-software-discovery-procurement-partner-websites/

前提

まずこのアップデートを解説するための前提として、ソリューションプロバイダープライベートオファー (SPPO)について説明します。

SPPOとはAWSパートナー経由でAWS Marketplaceで製品を購入する際に、特別価格(Private Offer)で購入できる契約体型です。
https://aws.amazon.com/marketplace/features/sppo

例えばクラスメソッドメンバーズに加入しているアカウントであれば、Trend Micro Cloud OneとWafCharm製品がこの対象になっています。(今後も拡大予定)
https://classmethod.jp/services/partner/sppo/#section-sppo

どんなアップデートか?

一言で言うと各AWSパートナーのWebページに埋め込まれた「Buy with AWS」のリンクをクリックして、AWS Marketplaceに遷移でき製品を購入できるようになります。

弊社のホームページを例にすると、

SPPOで契約可能な製品ページに「Buy with AWS」のリンクがあります。
このリンクを埋め込むことだできるようになりました。
スクリーンショット 2024-12-05 15.19.08.png

これをクリックするとAWS Marketplaceに遷移し、特別価格(Private Offer)で製品を購入できるようになります。
スクリーンショット 2024-12-05 15.22.01.png

何が嬉しいか?

やや地味なアップデートに思いますが、このアップデートでユーザが嬉しいポイントを記載します。

クリック数が減る

まずは1クリックで特別価格(Private Offer)での購入ページに遷移できるようになることです。

これまでは以下のようなフローが必要でした。
これらの1~3が不要になりました。

  • 1.AWS AWS Marketplaceのコンソールを開く
  • 2.対象の製品を検索する
  • 3.契約体系を選択する
  • 4.製品を購入する

参考:https://dev.classmethod.jp/articles/trend-micro-cloud-one-sppo/

「これであってるよな〜?」と言う不安が減るのではないでしょうか。

パートナー比較ができる

このアップデートによって「Buy with AWS」で製品が購入できるAWSパートナーの一覧が記載されるようになりました。
https://aws.amazon.com/marketplace/features/buy-with-aws?awsm.page-aws-marketplace-cards=1

現在は58のパートナーが記載されており、そのうちリセラーはクラスメソッドを含め17社あるようです。
スクリーンショット 2024-12-05 15.33.06.png

AWSの調べによると、これらのアップデートにより製品購入時間の66%、ベンダーのオンボーディングの時間が75%削減できるようです。
スクリーンショット 2024-12-05 15.35.41.png

最後に

今回はAWS re:Invent 2024のキーノートで発表されたBuy with AWSについて解説しました。
地味なアップデートに思いましたが、ユーザーのことを考えた 痒い所に手が届くアップデート だと感じます。

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