![[レポート] Building a culture of API Excellence #API208 #AWSreInvent](https://images.ctfassets.net/ct0aopd36mqt/4pUQzSdez78aERI3ud3HNg/fe4c41ee45eccea110362c7c14f1edec/reinvent2025_devio_report_w1200h630.png?w=3840&fm=webp)
[レポート] Building a culture of API Excellence #API208 #AWSreInvent
セッションの概要
Effective API discovery and reuse remain significant challenges in many organizations, often resulting in redundant development and underutilized APIs. This session examines how leading organizations have implemented API cataloging to transform their development culture. Discover practical approaches to API cataloging that drive both internal collaboration and external adoption. Through real-world examples, learn how to implement an API-first culture that maximizes the value of your API investments.
( 機械翻訳 )
効果的な API の発見と再利用は、多くの組織において依然として大きな課題であり、しばしば冗長な開発や十分に活用されていない API という結果を招いています。このセッションでは、先進的な組織がどのように API カタログ化を実装して開発文化を変革してきたかを考察します。内部のコラボレーションと外部での採用の両方を促進する、API カタログ化への実践的なアプローチを発見してください。実例を通じて、API への投資価値を最大化する API-first カルチャーの実装方法を学びます。
- Type: Lightning talk
- Level: 200 – Intermediate
- Features: Lecture-style
- Topic: Application Integration
- Area of Interest: DevOps, Serverless
- Role: Developer / Engineer, DevOps Engineer, Solution / Systems Architect
- Services: Amazon API Gateway

組織規模の拡大と API のカオス化
組織やビジネスが大きくなっていくと、API の発見や再利用性の困難さという課題が浮かび上がってきます。
セッションでは、重要なポイントが 4 つに整理されて紹介されました。
- Slow Discovery
- Slow Onboarding
- Hides Risk
- Inhibits Reuse

私自身の経験ですが、同じような課題に直面したことがありました。
大量のエンドポイントから適切なものを探すことに時間を掛けたり、いつの間にか似たようなエンドポイントが生えていたり、セキュリティ的に問題のあるエンドポイントが放置されていたり、など。
API Excellence のマインドセット
上記のようなカオスを脱却し、API への投資価値を最大化するにはマインドセットの変革が必要であると説明されました。具体的には以下の 3 つになります。
- APIs are Products
- Consumer Centric-Design
- Managed for Value

具体的に見てみましょう。
APIs are Products というのは、単一プロジェクトとして見るのではなくて長期にわたって運用管理していく「製品」として捉えよう、という意味です。
なるほど確かに、データベースなどと同じように API もライフタイムの長いプロダクトであると言えそうです。
Consumer Centric-Design とは、バックエンドの都合から考えるのではなく、API 利用者から逆算して設計を行うべき、というものでした。
「バックエンドのインターフェース」として考えがちなところでもあるので、この点も意識しておきたいところです。
最後の Managed for Value は、各 API 製品にオーナーを配置して、品質や運用だけでなく、ユーザビリティにも責任を持たせるべきだ、という主張です。
所有する API が実際に他の開発者に「使われること」にまで責任を持つ、という意味でもあります。
Amazon API Gateway Portals
というわけで、これらの課題を解決するものとして Amazon API Gateway Portals が紹介されました。
複数の AWS アカウントにまたがる API を一箇所に集約し、組織全体で統一されたポータルを提供できますし、組織に合わせたカスタマイズも可能です。

おわりに
API を製品として捉え直す文化の変革、というメッセージはなかなかに斬新でした。
「作って終わり」の感覚から脱却し、セッションで語られたマインドセットへ変革していく手段の 1 つとして、Amazon API Gateway Portals は有用なサービスと言えそうですね。










