ITの民主化とユーザー部門によるIoTコトはじめ – Developers.IO TOKYO 2019 #cmdevio

2019.11.05

はじめに

こんにちは、AWS事業本部の島川です。

本記事は【11/1(金)】に開催されたDevelopers.IO 2019 @Tokyoで行われた ITの民主化とユーザー部門によるIoTコトはじめ のセッションレポートです!スマート宅配ポストのアーキテクチャとIoTの始め方がメインのお話です。

【11/1(金)東京】国内最大規模の技術フェス!Developers.IO 2019 東京開催!AWS、機械学習、サーバーレス、SaaSからマネジメントまで60を越えるセッション数!

スピーカー

LIXIL 佐々木義 氏

本編

LIXILってどんなことしている会社?

先進的なトイレ、お風呂、などお家にかかわるものをトータル的に開発、提供している。

ユーザー数はなんと10億人!

スマートエクステリアとスマート宅配ポスト

  • スマートエクステリアとは
    • ホームネットワークシステムのこと。ペットの見守りであったり、ガレージの見守りであったり。
    • スマートフォンと自宅を結ぶ。
  • スマートエクステリアの製品として、スマート宅配ポストが新しく追加!クラウド連携の実現。

  • 開発背景

    • 再配達問題。再配達の割合2割問題。
    • 戸建て住宅に宅配ボックスが普及していない。
    • フェンスの設置に匹敵するもの。※フェンスは戸建てで設置されている割合が最も高いとのこと。
  • 郵便ポストから宅配ポストへ変えていく。(スマート宅配ポスト)

  • スマート宅配ポスト

    • シンプル&スマートなデザイン
  • 宅配問題を解決する
    • 社会問題の軽減とビジネスの伸張

クラウド開発

  • スマートエクステリアの IoTサーバーレスアーキテクチャ → AWS
    • 柔軟に拡張、対応できるIoTクラウド
  • AWS IoTはフルマネージドサービスでサーバーレスと本当に相性がいい。

IoT宅配ボックスのシステム連携をサーバーレスで実現 株式会社LIXIL

※全体アーキテクチャ図と導入背景については弊社のHPでも公開しています。

IoTの位置付け

  • IoTの機能が生活に溶け込んだものでないと使いづつけてもらえない。
  • 使い続けてもらうために、スマートエクステリアの登場が登場した。

シェアリングサービス

  • シェアリングサービスとは。利用者誰もが使えるシステム。
  • ユーザーとサービス提供者が同じシステムを利用する。
  • 佐川急便様では今までは受け取ったハンコを全部スキャナーでとってデータセンターに送っていたが、QRコードで読み取って送るようにした。
    • QRコード認証システムを活用した印鑑レス
  • ワンタイムパスで荷物投函
  • 今後集荷、返品にも対応していきたい。

実はこのシステム11/1(金)にリリースされたとのことでした...!まさにこの日!

今後の展開

  • 庭の空間、照明等の製品をリリースしていきたい。

開発をどう進めていたか

  • 色んなドキュメントを用意した。RFPもどきも作った。
  • その上で7社に声をかけた。
  • 出来る部分、出来ない部分をまとめてくれたクラスメソッドに決めた。
    • 現実的な提案をしてくれたのが決め手
  • クラウド側はアジャイル、社内側(アプリ側)はウォーターフォールで開発した。ヒューマンゲートウェイとして佐々木氏が入っていたとのこと。

間に入るって誰が見ても大変で、それをさばいて対応されたのは本当にすごいと思いました。

ITの民主化と初動の大切さ

  • 世の中どんどん変化している。社会インフラであるITがなくなると事業も生活も成り立たない世の中になっている。
  • 当たるかどうかもわからない。まずはやってみる。
  • そういったことにクラウド、サーバーレスが適している
  • 常に進化する技術に対応していく必要がある。
  • サーバーレスにすることでアプリケーションにリソースに割り当てることができる。
  • ただ一方、既に完成しているシステムの移行などは難しい。
  • 責任分界点を明確にする。
  • チームの開発環境に投資をしておく。CI/CDなど
  • 監視、セキュリティも先行して考えておく。
  • 色んなツールを活用して開発にストレスをなくす。

さあ「ファーストペンギン」へ!

  • 始めるにあたってのハードルをクリアするために。
  • 常に学習する
    • 勉強するならまずはDeveloper.IOでしょ。 ありがとうございます!!
  • IoTのThingもマイクロサービスの一つ
  • 小さくでもいいからやってみる。
  • バックグラウンドを生かす
  • 社内ルールを熟知する。
    • 社内の細かいルールがどうしてもある。
  • とりあえずやる、やめない。
  • 認定資格も取る。

まとめと感想

IoT宅配ボックスのアーキテクチャの紹介とクラウドを通じた新しい試みの始め方についてのセッションでした。新しい試みをガンガンやっていく中で以下の発見があったとのことです。

  • 社内SNSがすごく活発化した。
  • 他の部署何やってるかわからなかった → 横のつながりすごく見えるようになった。
  • そこから生まれる会話もあって、交流が増えた。

スマートエクステリアのスマート宅配ポストの開発の背景から、新規事業への取り組みについてお話しいただきました。特に新規事業への取り組みについては技術者目線からも大変参考になりました。常に学習し続けまずはやってみるの精神というのは大事だと個人的にも感じていて、実際に触れてみないと分からないことは世の中いっぱいあると思っています。そして続ける、やめないということ。共感する部分が多々ありました。一歩を踏み出す勇気!大事です!ファーストペンギン!