[レポート] バリューチェーンを横断したアナリティクスでDXを推進する実例 – Looker: BEACON Japan 2020 #BeaconJapan

2020.09.30

Looker社によるロードマップ、顧客事例、パートナー企業によるセッションが堪能出来るデジタルイベント『BEACON Japan 2020』が2020年09月03日から2020年09月24日までの毎週木曜日、計4日間に渡り開催されています。

当エントリでは、その中から2020年09月17日に発表された「バリューチェーンを横断したアナリティクスでDXを推進する実例」のレポートをお届けします。

セッション概要

公式ページで紹介されているセッションの概要情報は以下の通りです。

バリューチェーンを横断したアナリティクスでDXを推進する実例

登壇者:
宇田川 竜馬 氏 - 株式会社ブレインパッド ビジネス統括本部 アライアンス開発室 グループマネジャー

発表内容:
DX推進においてデータアナリストは分析のみならず、部門(バリューチェーン)を横断したデータ活用が求められています。そこで、Lookerを用いて、各部門でシームレスに分析からデータの利活用を進めるための実例をご紹介します。

セッションレポート

ここからは、当日に公開されたセッションの内容についてレポートします。

イベントのセッション動画については下記リンクにてアクセス可能です。

企業紹介・自己紹介

  • 自己紹介
    • 2018年入社 営業とアライアンスを兼務
    • 現職以前は、広告関係の製品の拡販に従事、その後DMPの拡販に従事
  • 企業紹介
    • データサイエンティストによる分析サービスの提供
    • データ活用に紐づくプロダクトサービスの提供
    • 130人以上のデータサイエンティストが所属/1000以上のデータ活用ソリューション支援実績

アジェンダ

  1. DXとは?
  2. バリューチェーンを横断したアナリティクスで DXを推進する実例
  3. アナリティクスによるDXの推進にはLooker

DXとは?

Digital transformationのことで、平たくいうとモノ×カネのいわゆる伝統産業が、AI×データ化することです。

AI×データ化への波がモノ×カネの伝統産業にも来ており、それら伝統産業がAI×データ化するということは、これまでの組織やビジネスモデルといった企業のあり方を根底から変革する必要があることから、transform(変化)という言葉が使われています。

セッション中で言及されていた、安宅和人氏のブログを読んで自分なりにまとめてみました。

さらにAI×データ化の度合いが経団連により以下のようにまとめられています。

https://www.keidanren.or.jp/policy/2019/013_sanko.pdf

この表のレベル3以上に必要なのが、分析系のデータ基盤の構築です。

DX推進に必要不可欠なステップ

  1. データ基盤を構築し、データの可視化・分析・活用の土台を作る
  2. スモールスタートで業務にAI×データを活用する
  3. 特定部門だけではなく、部門横断(バリューチェーン横断)でデータ活用に取り組む

ブレインパッドによるバリューチェーンを横断したアナリティクスでDXを推進する事例

企画〜製造

従来のアパレル業界では、新商品の投入が売上増加につながるという理論があったが、新商品投入頻度を高くしても費用対効果が上がらないという課題を持った企業に対して、新商品投入頻度の最適化を支援。

仕入れ〜販売

在庫の管理が利益につながるアパレル業界において、在庫管理が困難になってきた社会状況に合わせて、従来は困難とされていたアパレル業界におけるダイナミックプライシングを導入を支援。

販売〜顧客

基幹システムに膨大なデータを溜め込んでいたが、有効活用できていなかったクライアントに対し、データを整理し、顧客情報を分類することで各顧客に対し最適なアクションを取れるよう支援。

DX推進をバリューチェーンで実行するにはLookerが最適

バリューチェーンにおけるDX推進を支援してきたブレインパッドが、部門横断でDXを進めるのにLookerが最適であると太鼓判を押しています。

その理由は、データの管理とセキュリティーが担保されているから。

さらに、Lookerでは様々な組み込みが用意されており、部門毎の要望に応じた組み込みを実現できることも最適とする理由に挙げています。

まとめ

Lookerではデータをモデリングして一元管理することで、部門ごとや担当者ごとの分析のズレをなくします。また、行単位で閲覧権限を付与することができるなど、セキュリティについても考えたれた設計になっています。さらに様々な方法での組み込みに対応していることで、それぞれの要望に応じた組み込みを可能にしています。

DXという言葉を最近耳にするものの、どこから手をつければいいのかわからない方にとっては有益なセッションだったのではないでしょうか。