[MFG206][セッションレポート] 機械からクラウドへのギャップを縮めて DX を活性化 #AWSreInvent

[MFG206][セッションレポート] 機械からクラウドへのギャップを縮めて DX を活性化 #AWSreInvent

Clock Icon2024.12.07

こんにちは、製造ビジネステクノロジー部の 田中孝明 です。
今回は re:Invent 2024 のセッションから我々の部署が関わってくる領域について話されていたものをレポートしました。

セッション概要

現在、産業用機械 (OT) とクラウド (IT) 間のデータ パイプラインでは、多くのシステムを統合して統合データ基盤を作成する必要があり、デジタル トランスフォーメーション プロジェクトの導入までのリードタイムが長くなっています。このセッションでは、Rehrig Pacific Company が安全に管理された産業用エッジを使用して産業用システムや機械からクラウドへのデータ取り込みをどのように開始したかについて説明します。 Rehrig のようなメーカーが、工場やクラウド アプリケーションで使用するために整理および文脈化された運用データからビジネス価値を迅速に引き出し、資産監視、予知保全、品質検査、エネルギー管理などのユースケースをどのように実現しているかを聞いてください。

Today, the data pipeline between industrial machines (OT) and the cloud (IT) requires many systems to be integrated together to create a unified data foundation, leading to longer lead times to deploy digital transformation projects. In this session, hear how Rehrig Pacific Company jump-started data ingestion from industrial systems and machines using a securely managed industrial edge to cloud. Hear how manufacturers like Rehrig are quickly deriving business value from operational data that is organized and contextualized for use in factory and cloud applications, unlocking use cases such as asset monitoring, predictive maintenance, quality inspection, and energy management.

内容

データの価値について

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どのプロセスにおいても、データが重要とのこと。小規模な工場を例にとっても、データはとっているが大部分は多岐説に利用されていない状況です。どのように改善することができるでしょうか。販売された機械のライフサイクル管理などはどうか。顧客が扱う製品の数は膨大でバリエーションが豊富です。現在の運用状態や機械、製薬などを考慮に入れた設計プロセスをどう実現できるでしょうか。

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現在生成されるデータ量は 20 年前の 1 年間に生成されたデータ量とほぼ同等です。しかしながら、大部分のデータは未使用のままで、68% のデータはほとんど整理されていないです。

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データを活用するとこは重要です。オペレーションとプロセスにおいてより多くの価値を創造できるのに役立ち、データから得たインサイトを利用している企業は 8.5 倍の成果を上げているとのこと。

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データ駆動戦略の第一歩で、実際にはデータを収集し、整理することですがシンプルなことではないです。
過去 5、6 年間に大量の顧客との話に基づいて、いくつかの課題を再度発見することが分かった。
それはデータ統合に関する重要な 5 つの課題でした。

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AWS SiteWise が登場してから様々なデータを収集することが容易になりました。パートナーエコシステムを利用することで数百のプロトコル、数千のセンサーをサポートし、データの取り込みを容易にしているとのこと。

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顧客の 40% が始めは動けなかったとのこと。DX 全体はデータを収集し保存できるようにするもの以上のことです。現在はシステム全体の再設計を検討しているとのこと。

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AWS SiteWise に統合された生成AIアシスタントで資産モデルの関係性の把握、現在・過去データの分析を行うことができ、アラームの原因特定や状況分析などに活用できます。

最後に

AWS SiteWise を通じて製造業のデジタル変革に関する最先端の知見を分かりやすく、経験とともに話された面白いセッションでした。

明日(クラスメソッド発 製造業 Advent Calendar 2024 の 8日目)もお楽しみに!

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