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[アップデート] レジリエンスコンピテンシーがソフトウェアパートナーも対象になりました
いわさです。
先日、レジリエンスコンピテンシーがあらたにソフトウェアパートナーも対象にするプログラムのアップデートがアナウンスされました。
レジリエンスコンピテンシーとは
パートナーを認定するための様々な AWS コンピテンシープログラムにはその専門性ごとに様々なコンピテンシーが用意されています。
その中で、過去の AWS re:Invent 2023 でレジリエンス(回復力)に関するコンピテンシーが発表されています。
レジリエンスコンピテンシーは、ワークロードの可用性や障害からの回復力を高める専門知識と実績を持つパートナーに付与される認定です。
ワークロードのレジリエンスを高めるためには、目標設計からワークロードの設計・構築、運用後の継続的な評価までレジリエンスを高めるためには様々なアプローチが必要になります。
レジリエンスコンピテンシーでは Resilience Lifecycle Framework や Resilience Analysis Framework などのフレームワークをコンピテンシーの中心リソースに位置づけており、コンピテンシー認定したパートナーはそれらを活用しています。
ソフトウェアパートナーが対象に
AWS パートナーにはパートナーパスというものがあり、提供するサービスによっていくつかのパートナーパスに分かれています。
実はレジリエンスコンピテンシーは、これまではコンサルティングやエンジニアリングサービスを提供するサービスパートナーのみが対象でした。
今回のプログラムのアップデートではソフトウェアパートナーも対象になりました。
これまでのレジリエンスコンピテンシーを取得したパートナーは、顧客のワークロードのレジリエンスを高めるコンサルティングやエンジニアリングをサービス提供できるパートナーということでしたが、ソフトウェアパートナーが提供するのはソフトウェアになるのでレジリエンスを高めるためのソフトウェアソリューションを提供します。
なお、生成 AI コンピテンシーについてはコンピテンシーカテゴリが追加されていましたが[1]、レジリエンスコンピテンシーは対象がソフトウェアパートナーに拡大されただけでカテゴリなどは変わっていません。
従来と同じで、設計・運用・復旧の3つのカテゴリです。
- Resilience Design
- Resilience Operations
- Resilience Recovery
ローンチパートナーと各サービス
アップデートアナウンスには含まれていませんでしたが、今回のアナウンスにあわせて APN ブログ上ではローンチパートナーが紹介されています。
これらのパートナーが提供するソフトウェアを利用することで、レジリエンスを高められるということですね。
- Arpio Disaster Recovery & Readiness
- Commvault
- Cutover
- Firefly
- Hewlett Packard Enterprise Zerto
- NetApp Inc.
- Nobl9
- PagerDuty
- Rubrik
- SIOS Technology Corp.
- Solo.io
- Veeam Software
- vFunction
でも Partner Solution Finder で PagerDuty を見つけることができなかった。なぜだろう。
さいごに
本日はレジリエンスコンピテンシーがソフトウェアパートナーも対象になったので変更点やローンチパートナーについて紹介しました。
プロダクトのレジリエンスを高めたいという方はぜひこれらのサービスを検討してみてください。
また、re:Invent 2025 の Expo でもブースを出している企業ばかりだと思うので、現地に行っている方はぜひブースにいってコンピテンシーおめでとうな。と伝えましょう。








