![[2026年版] Claude Code を知る。](https://images.ctfassets.net/ct0aopd36mqt/3KBTm8tdpO9RJJuaVvVzod/a9964bb03097b448b2327edc6920bf9f/Claude.png?w=3840&fm=webp)
[2026年版] Claude Code を知る。
製造ビジネステクノロジー部の小林です。
「Claude Code(クロード・コード)」という名前を、最近よく耳にするようになった方も多いのではないでしょうか。
私の周りでも、エンジニアではない友人から「Claude Code って何?」と聞かれることが増えました。「プログラマー向けのツールでしょ?」「普通の Claude と何が違うの?」
こうした疑問をよく受けます。
そこで私自身あらためて Claude Code を整理する意味も込めて、基本的な概要から主要な機能、料金プランまでまとめてみました。
そもそも Claude とは?
Claude は、Anthropic(アンソロピック)という米国の AI 企業が開発した AI アシスタントです。ChatGPT や Google Gemini と同じカテゴリの製品で、文章作成、質問応答、コード作成などを行えます。安全性に特に力を入れており、「Constitutional AI」という独自の安全技術を用いています。
Constitutional AI とは?
Anthropic 社が開発した AI の安全性を高めるための独自の学習手法です。AI に「憲法(ルール集)」を与えて、AI 自身にそのルールに基づいて自分の回答を評価・改善させる仕組みです。
「憲法」に書かれているルールの例
- 有害・非倫理的・人種差別的な内容を避ける
- 違法行為を助長しない
Claude Code とは?
Claude Code は、2025 年 2 月にリリースされた「エージェント型コーディングツール」です。単なるコード補完ではなく、タスクを受け取り、ツールを選び、実行し、結果を確認し、次のステップを判断する——このループを完了まで自律的に繰り返す「エージェント」として動作します。
Claude と Claude Code の違い
ざっくり言うと、Claude は「会話する AI」、Claude Code は「実際に作業する AI」です。
| 比較項目 | Claude(チャット) | Claude Code |
|---|---|---|
| 使う場所 | Web・モバイル・デスクトップアプリ | ターミナル / VS Code / JetBrains / Web / iOS |
| 主な用途 | 会話・文章作成・調査・画像認識・コード相談 | コード編集・ファイル操作・コマンド実行・自律タスク |
| 対象ユーザー | 誰でも | 主に開発者(非エンジニアも可) |
| ファイル操作 | アップロードして参照のみ | ローカルファイルを直接編集・作成・削除 |
| コマンド実行 | 不可 | ターミナルコマンドを実行可能 |
| Git 連携 | GitHub からの読み取りのみ | コミット・PR・ブランチ作成・管理 |
| 記憶の持続 | 会話ごとにリセット(メモリ機能で一部保持可) | CLAUDE.md でプロジェクト永続記憶+自動メモリ |
| 拡張性 | コネクタ・スキル・MCP 対応 | Skills / Hooks / MCP / プラグイン / GitHub Actions |
利用できる環境
Claude Code はさまざまな環境で利用できます。
| 環境 | 特徴 |
|---|---|
| ターミナル CLI | コマンドラインツール |
| VS Code 拡張 | インライン diff、@メンション、会話履歴をエディタ内で利用 |
| JetBrains プラグイン | IntelliJ / PyCharm / WebStorm 等で利用可 |
| Web 版 | ブラウザだけで利用可。ローカル環境不要 |
| iOS アプリ | モバイルからタスクを開始・確認可能 |
| デスクトップアプリ | macOS/Windows/Linux でスタンドアロン利用 |
Claude Code の基本機能
コードの作成・編集
自然言語で「こんな機能を作って」と伝えるだけで、Claude Code が設計を考え、複数ファイルにまたがるコードを書き、動作確認まで行います。
バグの特定・修正
エラーメッセージを貼り付けたり症状を伝えるだけで、コードベース全体を追跡して原因を特定し、修正まで実行します。
Git 操作の自動化
コミットメッセージの作成、ブランチ作成、Pull Request の作成、マージコンフリクトの解決まで、Git に関わる操作を自動化できます。
テストの作成・実行
テストが書かれていないコードに対してテストを自動生成し、実行して結果を確認できます。lint エラーの一括修正や依存関係のアップデートもお手のものです。
コードの説明・リファクタリング
複雑なコードのロジックをわかりやすく説明したり、既存コードをより良い構造に書き換えるリファクタリングも得意です。
Claude Code の上級機能
Claude Code は基本的なコーディング支援だけでなく、プロジェクト管理や自動化、チーム協業を強化する上級機能を備えています。これらを活用することで、開発ワークフロー全体をより効率的に構築できます。
CLAUDE.md(プロジェクトメモリ)
プロジェクトルートに置く Markdown ファイル。技術スタック、コーディング規約、チームルールなどを記述しておくと、Claude Code がセッション開始時に読み込んで作業に反映します。
MCP(Model Context Protocol)
Claude Code を外部ツール・データソースに接続するオープンスタンダード。Google Drive のドキュメント参照、Jira/Asana のチケット更新、Slack からの情報取得、GitHub PR の自動レビューなどが可能になります。
Hooks
コミット前やツール実行後などのイベントで自動実行されるシェルコマンド。機密ファイルのブロック、自動フォーマット、テスト自動実行などに使います。
Skills
SKILL.md に Markdown で指示を書くだけで、Claude Code が関連タスクで自動的に発動する専門知識パック。コードレビューのチェックリストやドキュメント生成ルールなどをスキル化できます。
サブエージェント
メインの Claude Code セッション内で子エージェントを生成し、特定のタスクを委任する機能です。サブエージェントはメインエージェントに結果を報告するだけで、サブエージェント同士は会話できません。小規模な並列作業に向いています。
エージェントチーム
2026 年 2 月登場の実験的機能。複数の Claude Code インスタンスがチームとして互いにメッセージをやり取りしながら並行作業します。従来のサブエージェント(マネージャーが中継)と違い、メンバー同士が直接コミュニケーションできるのが特徴です。マルチ角度の PR レビュー、クロスレイヤー開発、競合仮説によるデバッグなどに威力を発揮します。
CI/CD 連携
GitHub Actions や GitLab CI/CD と組み合わせ、PR オープン時の自動レビューなどを実現します。
Cowork
2026 年 1 月登場。Claude Code と同じエージェント基盤を、ターミナル不要のデスクトップアプリとして提供する「非エンジニア向け Claude Code」です。ローカルフォルダへのアクセスを許可してタスクを指示すれば、ファイル整理・レポート作成・データ抽出などを自律的に実行します。Slack・Google Drive・DocuSign 等のコネクタ連携や、/schedule による定期タスク実行にも対応しています。
Claude Code Security
2026 年 2 月に登場したセキュリティ機能です。従来のパターンマッチングではなく、人間のセキュリティ研究者のようにコードを「読んで理解」し、複雑な脆弱性を発見します。
2026 年現在は Enterprise と Team 向けのリサーチプレビューとして提供されています。
料金プランと利用可能モデル
Claude Code を利用するには、最低でも Pro プラン(月額$20)以上の契約が必要です。
| プラン | 月額料金 | Claude Code 利用 | 特徴・モデル制限 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | ✕ | チャットのみ。Claude Code は利用不可 |
| Pro | $20 | ○ | 無料版の 5 倍の使用量。拡張思考・Google 連携対応 |
| Max 5x | $100 | ○ | Pro の 5 倍の使用量。Opus 4.6 利用可。1M コンテキスト、メモリ機能 |
| Max 20x | $200 | ○ | Pro の 20 倍の使用量。ヘビーユーザー向け優先アクセス |
| Team 標準 | $25/人 | ○ | チーム管理機能、SSO 対応 |
| Team Premium | $150/人 | ○ | 高度なコラボレーション機能、上位モデルへの優先アクセス |
| Enterprise | カスタム | ○ | 全機能 + 監査ログ、コンプライアンス API、SLA |
利用できるモデル詳細
Claude Code では、プロジェクトの複雑さに応じて以下のモデルを選択・切り替え可能です。
現行モデル
| モデル | API ID | 入力 | 出力 | コンテキスト | 最大出力 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Claude Opus 4.6 | claude-opus-4-6 |
$5 / MTok | $25 / MTok | 1M tokens | 128k tokens | 最高性能。エージェント・コーディングに最適。拡張思考・アダプティブ思考対応 |
| Claude Sonnet 4.6 | claude-sonnet-4-6 |
$3 / MTok | $15 / MTok | 1M tokens | 64k tokens | 速度と性能のバランス型。コーディング・エージェントワークフロー向け。拡張思考対応 |
| Claude Haiku 4.5 | claude-haiku-4-5-20251001 |
$1 / MTok | $5 / MTok | 200k tokens | 64k tokens | 最速・最安。リアルタイム用途・大量処理向け |
レガシーモデル
| モデル | API ID | 入力 | 出力 | ステータス |
|---|---|---|---|---|
| Claude Opus 4.5 | claude-opus-4-5 |
$5 / MTok | $25 / MTok | Legacy |
| Claude Opus 4.1 | claude-opus-4-1 |
$15 / MTok | $75 / MTok | Legacy |
| Claude Sonnet 4.5 | claude-sonnet-4-5 |
$3 / MTok | $15 / MTok | Legacy |
| Claude Sonnet 4 | claude-sonnet-4 |
$3 / MTok | $15 / MTok | Legacy |
| Claude Opus 4 | claude-opus-4 |
$15 / MTok | $75 / MTok | Legacy |
| Claude Haiku 3 | claude-3-haiku-20240307 |
$0.25 / MTok | $1.25 / MTok | Deprecated(2026 年 4 月 19 日廃止予定) |
Claude Code を使うと何が嬉しいの?
実際に使ってみて感じたことをまとめてみました。
実装が爆速になった
これが一番大きいです。もはや自分でコーディングするというより、Claude Code に実装させて自分はレビュー役に回る感じ。設計を考えて、出てきたコードを公式ドキュメントと照らし合わせて正しいか確認するだけ。圧倒的に時短になりました。
コードやプロジェクトの理解がめちゃくちゃ早くなった
新しいプロジェクトやソースコードの把握がとにかく速くなりました。CLAUDE.md と Auto Memory でコンテキストが蓄積されていくので、使えば使うほどプロジェクトに詳しくなってくれます。新メンバーのオンボーディングにも効きそうですね。
プログラミング知識が浅くてもアプリが作れる
「こんなの作りたい」と日本語で伝えるだけでコードを書いてくれます。いわゆるバイブコーディングってやつですね。
Claude Code を使ってみる(かんたん 3 ステップ)
では実際に Claude Code を使ってみましょう!ここでは macOS 環境での手順を紹介します。
claude.ai にアクセスし、Pro プラン以上に登録します。Claude Code を利用するには Pro プラン(月額$20)以上が必要です。
ターミナルを開き npm install -g @anthropic-ai/claude-code を実行します。(筆者は pnpm)

プロジェクトディレクトリに移動し、claude と入力します。初回起動時にはセーフティチェック(フォルダの信頼確認)が表示されます。自分のプロジェクトであれば「Yes, I trust this folder」を選択してください。

Claude Code が起動しました!これでターミナルから直接 AI と対話しながら開発を進められます。

まとめ
今回は Claude Code とはそもそも何なのだろうか?という根本的な部分から、利用できるモデル・料金プラン・上級機能まで一通り確認しました。
多彩な機能が揃っており、正しく活用すれば開発ワークフローを飛躍的に効率化できそうですね!
次回は実際にこれらの機能を試しながら、具体的な使い方を紹介していきたいと思います。









