VSCode の GitHub Copilot で Claude Code を使う方法
製造ビジネステクノロジー部の小林です。
GitHub Copilot Business / Enterprise プランでは、VSCode 上で Anthropic の Claude モデルを利用できることをご存知でしょうか?
追加の API キーも、Anthropic との別契約も不要です。Copilot のサブスクリプションだけで Claude の最新モデルが使えます。
今回は、GitHub Copilot Business プランの環境で、Claude を使い始めるための設定手順をご紹介します。
環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| PC | MacBook |
| エディタ | VSCode |
| Copilot プラン | GitHub Copilot Business |
Copilot Chat を開く
VSCode の拡張機能から GitHub Copilot Chat をインストールします。

⌘ + Shift + I を押してチャットを開きます。

エージェントを「Claude」に切り替える
チャットウィンドウの下部にエージェント選択のドロップダウンがあります。デフォルトでは 「Local」 になっているので、これをクリックして「Claude」を選択します。
選択肢は以下の 4 つです。
| エージェント | 説明 |
|---|---|
| Local | ローカル環境で動作する Copilot |
| Copilot CLI | CLI 経由の Copilot |
| Cloud | クラウド上の Copilot |
| Claude | Anthropic の Claude モデル |

Claude のモデルを選択する
Claude を選択すると、さらに使用するモデルを詳細に選べます。
今回は、Claude Opus 4.6 を選択してみます。

2026 年 3 月時点で選択できるモデルは以下の通りです。
| モデル | Premium 倍率 | 特徴 |
|---|---|---|
| Claude Haiku 4.5 | 0.33x | 軽量・高速。日常的なコーディングに最適 |
| Claude Sonnet 4 | 1x | バランス型。標準的な開発作業に |
| Claude Sonnet 4.5 | 1x | Sonnet 4 の改良版 |
| Claude Sonnet 4.6 | 1x | 最新の Sonnet |
| Claude Opus 4.5 | 3x | 高性能。複雑な設計・リファクタリングに |
| Claude Opus 4.6 | 3x | 最高性能。難易度の高いタスクに |
Premium 倍率とは?
GitHub Copilot の Premium requests の消費量を表します。Haiku 4.5 は 0.33x なので、1 回のリクエストで通常の 1/3 しか消費しません。逆に Opus は 3x 消費するので、ここぞという時に使うといいかもしれません。
設定完了
モデルを選択したら、あとは普通にチャットするだけです。チャット欄に質問やコーディングの指示を入力すれば、Claude が直接回答してくれます。

Premium Requests の使用状況を確認する
Copilot Business プランでは Premium requests に月間の上限があります。
VSCode 右下の Copilot アイコンをクリックすると、使用状況パネルが表示されます。

「Included」と「%表示」の違い
パネルを見ると、Included と表示されている項目と、% で表示されている項目があります。
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| Included | プラン料金に含まれている = 追加料金なし・回数制限なしで使い放題 |
| 0%〜100% | 月間の使用量に上限がある = 使いすぎると制限がかかる |
各項目の詳細
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| Inline Suggestions | コードを書いている途中に、グレーの文字で自動表示される補完候補のこと。Included なので、 回数制限なく使える |
| Chat messages | Copilot Chat でのやり取り。こちらも Included なので、回数制限なく使える |
| Premium requests | Claude 等の高性能モデル使用時に消費される。使い切ると高性能モデルが利用できなくなる。リセット日まで待つか、Included 対象の標準モデルに切り替える必要がある |
GitHub の Web サイトで確認する
下記にアクセスすると、より詳細な使用状況を確認できます。
Usage セクションに Premium requests の使用率がプログレスバー付きで表示されます。下の例では 2.0% なので、まだほぼ丸々残っている状態です。

追加購入(超過利用)について
Organization の管理者が Budgets and alerts ページで予算を設定している場合があります。

上のスクリーンショットでは、以下のように設定されています。
| 設定項目 | 値 | 意味 |
|---|---|---|
| budget | $0 | 無料枠を超えた追加課金の上限が $0(ゼロ) = 追加課金を一切許可しない |
| Stop usage | Yes | 予算に達したら利用を停止する |
つまり、「月間の無料枠を使い切ったら、それ以上は高性能モデルを利用できない」 という設定です。翌月のリセット日になると再び利用可能になります。
もし無料枠を使い切ってしまい、追加で Premium requests を利用したい場合は、Organization の管理者に予算の設定変更を依頼する必要があります。
おわりに
今回は、VSCode の GitHub Copilot から Claude を使う方法をご紹介しました。
エージェントを「Claude」に切り替えてモデルを選ぶだけで、追加の API キーや契約なしに Claude の最新モデルが利用できました。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。







