CloudFrontの作成や更新時間が約5倍高速になりました
CloudFrontの設定変更が高速化した事を、2020年3月、2019年2月のログで確認してみました。
AWSチームのすずきです。
CloudFrontの設定変更が伝播される時間が大幅に削減されたとの発表がAWSブログでありました。
今回、1年前(2019年2月) CloudFormationを利用した CloudFrontの新規作成、変更を再現し、 所要時間の比較する機会がありましたので、紹介させていただきます。
測定
S3(Webホスティング)をカスタムオリジンとするCloudFrontを新規作成、変更を実施して、 CloudFormationのイベントログより所要時間を求めました。
利用テンプレート
Resources: CloudFrontDistribution: Type: AWS::CloudFront::Distribution Properties: DistributionConfig: Origins: - Id: CustomOrigin DomainName: !Sub '${S3Bucket}.s3-website-${AWS::Region}.amazonaws.com' CustomOriginConfig: HTTPPort: 80 OriginProtocolPolicy: http-only Enabled: true DefaultCacheBehavior: TargetOriginId: CustomOrigin S3Bucket: Type: AWS::S3::Bucket Properties: WebsiteConfiguration: IndexDocument: index.html ErrorDocument: 404.html
結果
年月 | 作成 | 更新 |
---|---|---|
2019年2月 | 29分43秒 | 27分44秒 |
2020年3月 | 4分32秒 | 4分38秒 |
2019年2月
2020年3月
まとめ
CloudFrontの作成、更新ともに所要時間が大きく短縮し、より使いやすいCDNとして利用できる様になりました。 今後のさらなる進化にも期待したいと思います。