[小ネタ] Run Command 実行履歴からの再利用(Copy to new)が可能になりました!

[小ネタ] Run Command 実行履歴からの再利用(Copy to new)が可能になりました!

Clock Icon2020.02.06

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園部です。

今日も地味なアップデートを取り上げていきます。

AWS Systems Manager Run Command (以下 Run Command) の再実行方法がまた一つ追加になりました! 昨年 Re:Invent 2019 直前に 「再実行」が人知れず追加となっています。(皆さんご存知でしたか?!)こちらは弊社メンバーが既に記事にしているのでご確認ください。

今回、追加となったのは 「Copy to new」 は既に実行されたコマンドから指定したパラメータや対象リソースをコピーして Run Command を新規に作成してくれます。

これがあると何が嬉しいのか??

再実行が登場するまで Run Command は一回切りの実行しか出来ず、同様の処理を実行するには最初からパラメータや対象リソースの指定が必要でした。昨年、再実行が登場したことで全く同じ内容を繰り返す際には、実行履歴から再実行することが可能となりました。

ただ 全く同じ内容 であることが条件で、「対象リソースのみ変更したい」や「パラメータを追加したい」などの場合はやはり最初から作成が必要でした。今回追加となった 「Copy to new」 は先ほど課題を解消してくれます。実行履歴からパラメータ等を含めてコピーされるため、必要な箇所を変更して実行することが可能となります!

やってみた

コマンドをコピー(Copy to new)

AWS Systems Manager >>> Run Command >>> コマンド履歴

先に実行したコマンドを選択 >>> Copy to new

AWS-RunShellScript から httpd を停止するコマンドを 特定インスタンスに実行したものです。
その内容がそのまま入力された状態で新しく作成されます。

内容を変更して実行

今度は httpd を開始する内容に変更 >>> Run

sudo /bin/systemctl start httpd.service

結果確認

コマンドが正常に終了しました。

httpd が起動して デフォルト画面が表示されました。

さいごに

「再実行」 と 「Copy to new」 を活用することで、多くのケースでのコマンドの再利用が可能となり利便性が上がりました! 素晴らしい。SSM は昨年末にたくさんのアップデートがあったので、来週実施される AWS Black Belt Online Seminar をご覧になりながら既存運用に活用出来る部分がないかを確認するのが良いかもしません!私は見ます!!

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