[小ネタ] Step Functions コンソールに実行 ARN があれば履歴へ素早く飛べる、実行インスペクターが登場しました
こんにちは!クラウド事業本部コンサルティング部のたかくに(@takakuni_)です。
最近、Step Functions を触る機会が多く、コンソールと睨めっこしています。
そんなある日、実行インスペクター(Execution Inspector)
というものが増えました。なんだこれは。
実行インスペクター
実行インスペクターは名前の通り、 Step Functions の実行で払い出された ARN をインプットに実行履歴のコンソールまで、ひとっ飛びする機能です。
実行履歴は以下の形式で URL が払い出され、マネジメントコンソールで閲覧できるのですが、自分で探しに行くのは大変なので、ありがたいですね。
ARN を受け取って、マネジメントコンソール確認するケースといえば、SNS や Amazon Q Developer in chat applications (旧 AWS Chatbot) から送られてきた時や、MAP を利用してステートマシンを多段に実行しているケースが考えられますね。
https://${region}.console.aws.amazon.com/states/home?region=ap-northeast-1#/v2/executions/details/arn:aws:states:${region}:${acount_id}$:execution:${state_machine_name}:${execution_id}
やってみた
重複になりますが、 Step Functions の実行で払い出された ARN をインプットに実行履歴のコンソールまで、ひとっ飛びする機能です。
それ以外の機能がないため、非常にシンプルです。実行インスペクターから実行 ARN を入力し、実行を表示
をクリックするだけです。Express ワークフローでは、ログ内の履歴を見つけるために開始タイムスタンプを含める必要がある点だけ注意しておきましょう。
無事、辿り着けました。めでたしめでたし。
まとめ
以上、「Step Functions コンソールに実行 ARN があれば履歴へ素早く飛べる、実行インスペクターが登場しました。」でした。
実行インスペクターを使うことで、Step Functions の実行履歴をより効率的に確認できるようになりました。シンプルに嬉しいですね。
クラウド事業本部コンサルティング部のたかくに(@takakuni_)でした!