[レポート] AWSファイルストレージサービスの紹介 #STG202 #reInvent
こちらはラスベガスで開催された AWS re:Invent2019のセッション
What's new in AWS file storage
のレポートとなります。
目次
セッション情報
In this session, we focus on innovations in the fast-growing AWS file-storage portfolio, including Amazon Elastic File System (Amazon EFS), Amazon FSx for Windows File Server, and Amazon FSx for Lustre.
本セッションでは AWSファイルストレージの概要 これまで/これからのアップデート、そして活用事例 2件を紹介しています。
▼スピーカー
- Wayne Duso:
-
Brandon Harris: Executive Director, Data Science Technology, Discover Financial Services
- Mark Bixler: Sr. Cloud Engineer, MINDBODY
AWSファイルストレージサービス
AWS のファイルストレージは 現在 3種類あります。
- Amazon Elastic File Service (Amazon EFS)
- Amazon FSx for Windows File Server
- Amazon FSx for Lustre
ワークロードに合わせて適したツールを使いましょう
- Amazon EFS:
ビジネス
かつLinux-Based
なワークロード - Amazon FSx for Windows File Server:
ビジネス
かつWindows-Based
なワークロード - Amazon FSx for Lustre:
高速計算処理
が求められる ワークロード
アップデート
これまで/これからのアップデートのお話です。
Comming Soon な内容は以下の2つ
- FSx for Windows File Server: 新ストレージクラス HDD ($0.0025/GB,月)
- EFS: NFSクライアント向けの IAM認可機能
最近のアップデートは FSx for Windows File Server 関連が多かったです。 内容は以下のブログにまとまっているので参照ください。
事例
Discover社、MINDBODY社による事例 (EFS, FSx for Windows File Server) 紹介がありました。
ざっくりとまとめるとこんな感じです。
- Discover: もともと EBS(EC2フリート) 上のストレージだったシステムを EFSへ移行することで ストレージへの管理工数が削減。 管理者、利用者ともにハッピーに!
- MINDBODY: オンプレの 各Windows Server を AWSへ、ストレージは Amazon FSx for Windows File Serverを選択。 各サーバーの共通設定を FSxへ保存、Infrastructure as codeの実施などで管理工数が削減。
まとめ
AWSのファイルストレージ 3種類のそれぞれ概要・使い分けが良く分かるセッションでした。
ファイルサーバーの移行を検討中の方々にとって嬉しいアップロード (特にコスト最適化など)が多くて良いですね!