[レポート] AWSファイルストレージサービスの紹介 #STG202 #reInvent

2019.12.09

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こちらはラスベガスで開催された AWS re:Invent2019のセッション What's new in AWS file storage のレポートとなります。

目次

  1. セッション情報
  2. AWSファイルストレージサービス
  3. アップデート
  4. 事例
  5. まとめ

セッション情報

In this session, we focus on innovations in the fast-growing AWS file-storage portfolio, including Amazon Elastic File System (Amazon EFS), Amazon FSx for Windows File Server, and Amazon FSx for Lustre.

本セッションでは AWSファイルストレージの概要 これまで/これからのアップデート、そして活用事例 2件を紹介しています。

▼スピーカー

  • Wayne Duso:

  • Brandon Harris: Executive Director, Data Science Technology, Discover Financial Services

  • Mark Bixler: Sr. Cloud Engineer, MINDBODY

AWSファイルストレージサービス

AWS のファイルストレージは 現在 3種類あります。

  • Amazon Elastic File Service (Amazon EFS)
  • Amazon FSx for Windows File Server
  • Amazon FSx for Lustre

ワークロードに合わせて適したツールを使いましょう

  • Amazon EFS: ビジネス かつ Linux-Based なワークロード
  • Amazon FSx for Windows File Server: ビジネス かつ Windows-Based なワークロード
  • Amazon FSx for Lustre: 高速計算処理 が求められる ワークロード

アップデート

これまで/これからのアップデートのお話です。

Comming Soon な内容は以下の2つ

  • FSx for Windows File Server: 新ストレージクラス HDD ($0.0025/GB,月)
  • EFS: NFSクライアント向けの IAM認可機能

最近のアップデートは FSx for Windows File Server 関連が多かったです。 内容は以下のブログにまとまっているので参照ください。

Amazon FSx for Windows 大量アップデートが来ました 2019年11月

事例

Discover社、MINDBODY社による事例 (EFS, FSx for Windows File Server) 紹介がありました。

ざっくりとまとめるとこんな感じです。

  • Discover: もともと EBS(EC2フリート) 上のストレージだったシステムを EFSへ移行することで ストレージへの管理工数が削減。 管理者、利用者ともにハッピーに!
  • MINDBODY: オンプレの 各Windows Server を AWSへ、ストレージは Amazon FSx for Windows File Serverを選択。 各サーバーの共通設定を FSxへ保存、Infrastructure as codeの実施などで管理工数が削減。

まとめ

AWSのファイルストレージ 3種類のそれぞれ概要・使い分けが良く分かるセッションでした。

ファイルサーバーの移行を検討中の方々にとって嬉しいアップロード (特にコスト最適化など)が多くて良いですね!