[アップデート] AWS Systems Manager Explorer でサポートケースのサマリ管理が可能になりました!

ご契約中のサポートプランに要注意!!
2020.08.14

AWS Systems Manager Explorer(以降 SSM Explorer) のアップデートにより AWS サポートケースの状況を可視化することが可能となりました。

AWS Systems Manager Explorer now provides a multi-account summary of AWS Support cases

複数アカウントを運用している組織では、今回のアップデートにより組織単位でのサポートケース状況を集約して1箇所で確認することが可能となることで、過去問い合わせやナレッジ蓄積、似たような問い合わせを避けるなどの課題を解決する手助けとなるのではないでしょうか。

都合よくオープンしているサポートケースがなく残念なイメージですが、実際には以下の3つの区分の件数が表示されます。

  • Pending customer action : 利用者側の返答待ちケース
  • Pending Amazon action : AWS 側の返答待ちケース
  • Recently resolved (past 7 days) : 過去7日分の解決ケース

View all cases を選択するといくつかの項目(Case ID, リージョン, ソースアカウント ID, Subject, Status, Service, Category, Severity, Time Created)がケース単位で表示されるようです。

要件

今回の機能ですが、利用にあたり要件があります。

This new feature is available to Business Support and Enterprise Support plan customers.

ビジネスまたはエンタープライズサポートプランに加入している必要があります。

以下の例はサポートプランがベーシックプランのアカウントでの SSM Explorer 設定画面です。ドキュメントにも類似する内容が記載されています。

また複数アカウントや組織(Organization)単位で集約する場合はこちらも事前に設定が必要です。

利用設定

(単一アカウントでの有効にするケースでは...)今回の機能を有効にするのは自体はとても簡単です。

AWS Systems Manager > エクスプローラー > 設定 を選択

OpsData ソース > 編集 を選択

Support Center にチェック > 保存 を選択

設定完了後にデータ(OpsData)収集がされるため、しばらく時間がかかる場合がありますので気長に待つことをお勧めいたします。

試しに、上限緩和申請を作成してみます。申請自体は即座に対応いただいて完了しました。しばらくすると OpsData として SSM Explorer にも申請内容が反映されました!

最後に

最近のアカウント管理の考え方や実際の現場事情としても、マルチアカウント管理(複数アカウントがあるだけではなく戦略的にそれらを管理)が必要となり、既に多くの現場で行われています。その中で SSM Explorer のようなマルチアカウントが意識された機能を適所で活用していきたいですね!

そして個人的に、やはり複数アカウントや Organizations でより効果を発揮する機能アップデートをやってみる場合では、もう単一アカウントでの検証では消化不良だなと改めて後悔をしています。早く Organizations 環境の理解と準備をしようと心に刻みました。反省。。

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