Windows インスタンスのローカルユーザーに Fleet Manger で RDP 接続してみた

Windows インスタンスのローカルユーザーに Fleet Manger で RDP 接続してみた

Clock Icon2024.06.28

はじめに

Fleet Manager で Windows インスタンスへ接続する際は、Administrator 以外のローカルユーザー等も利用できます。 今回は OS 上のローカルユーザーでの Fleet Manager 接続を試してみます。

先にまとめ

OS 上で対象のローカルユーザーに RDP 可能な権限を付与することで、ローカルユーザーで Fleet Manager での RDP 接続が利用できるようになります。
なお、Fleet Manager の利用という観点での特別な設定は不要です。

やってみる

準備

Fleet Manager からの接続に限らず、RDP 接続に使用するローカルユーザーは基本的に Administrators グループもしくは Remote Desktop Users グループに所属している必要があります。
ローカルグループポリシーの「リモートデスクトップサービスを使ったログオンを許可」の項目にて、デフォルトで Administrators グループと Remote Desktop Users グループを許可するように設定されているためです。(下記キャプチャ参考) local_group_policy

今回のユーザーには管理者権限を付与せず、一般ユーザーとして利用したいため、Remote Desktop Users グループに所属させます。

「コンピューターの管理」ツールから「ローカルユーザーとグループ」タブを展開し、「グループ」から「Remote Desktop Users」を右クリックして「プロパティ」を表示します。 グループのプロパティにて「追加」ボタンを押すと下記の様なポップアップが表示されるので、ここで作成したユーザーを追加します。

add_to_group1 add_to_group2

確認

Fleet Manager コンソールの接続画面にて、認証タイプに「ユーザー認証情報」を選択して、ローカルユーザーの認証情報で接続します。 connect_to_instance

ローカルユーザーでの Fleet Manager 接続ができました。 login_testuser

おまけ

なお、対象ユーザーの Remote Desktop Users グループへの追加は、「システムの詳細設定」の、「リモート」→「リモートデスクトップ」の「ユーザーの選択」からも行えます。 どちらの方法を利用しても違いはないため、お好きな方をご利用ください。

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