Tableau 10.1新機能:連続した日付データの『ドリルダウン/ドリルアップ』が出来るようになりました
Tableau 10.1新機能シリーズ、当エントリでは連続した日付データの『ドリルダウン/ドリルアップ』についてご紹介したいと思います。(※小ネタです)
バージョン10.0までの挙動
まずはこれまで、バージョン10.0までの切替方法について。連続した日付の粒度を変える場合は、フィールドを右クリックして連続した日付の範囲である赤枠部分のメニューのいずれかを選択し、表示粒度を変えなければなりませんでした。
上記『週数』から『月』に変えた際の見え方です。横軸の『オーダー日』の粒度が月単位となり、ラベル表記も変わっています。
バージョン10.1からの挙動
上記操作による変更方法は10.1でも現行通り利用可能ですが、今回はここに1つ便利機能が付与される形になります。連続した日付データである方の軸表示部分にマウスカーソルを合わせると、[-][+]というアイコンが並んで表示されています。試しに[-]の方をクリックしてみると...
クリック一発で表示単位が『月単位』となりました!これは所謂『ドリルアップ』の形となりますが、[+]をクリックする事で『ドリルダウン』を行う事も可能です。また、日付型データであれば最も粒度の細かいデータは『日』単位となりますが、日付時刻(タイムスタンプ)型データならば『秒』単位までのドリルダウンが可能となります。
まとめ
以上、Tableau 10.1に於ける新機能『連続した日付データの一発ドリルアップ/ドリルダウン』に関するご紹介でした。発表等でこの辺りの粒度の切替を行ったり、瞬時に異なる時間単位軸で見比べてみたい、というような時に便利そうですね。こちらからは以上です。