シンプルエディタTeraPadの便利な使い方
こんにちは。くろの(福田)です。
■TeraPad
いつから使い始めたかは忘れましたが、長い間テキストエディタのTeraPad(@terapad)を仕事で使っています。
仕事ではTeraPad以外のテキストエディタはほとんど使っていません。ほとんどの作業は何らかのツールを用いて開発しています。
ただ、テキスト情報を作成する事は多く、その際に「簡単な設定を施したTeraPad」を使っています。
社内でこのTeraPadの裏ワザ(?)を披露した際に評判が良かったのでご紹介します。
■行の自動ハイライト機能
▼目的
- リスト形式のテキストメモを見やすいようにする
- かんたんなTODO管理
- Excelを使うまでもない量のテキスト情報の整理補助
- リッチテキストを使わずにテキストに着色
▼サンプル :やることリストサンプル.txt
- 四角(■)から始まる行はヘッダーを表す
- 丸(●)から始まる行はすでにやったTODOを表す
- 残TODOは色のついていない行のもの
- 行頭を■や●などにすることによって行が自動的に赤色になっている
▼TeraPad設定
(1)表示>オプションでオプションダイアログを開く
(2)表示タブを開く。
(3)引用符の所に■や○、#を追加する。これらは「行に着色する行頭マーカー」を表します。
(設定例)>|>|■◆○●◎#
(■、◆:ヘッダー行に利用、○●◎#:TODOステータス管理に利用(ステータスの状況によって使い分けたりする))
※この引用符設定はその名の通り他のテキストデータの引用などで本来用いられる設定です。
(4)色タブを開く。
(5)色の設定リストから「引用行」を選択し、色を好きな色にする。
以上で、TeraPadの設定は終わりです。
テキストファイルが少しカラフルになって見やすくなるのでお勧めです。
■(おまけ)わたしのツールの歴史
ツールの事を思い出すと、社会人になったばかりの時に「テキストエディタは悪、これからの時代はGUIツールだ」と教わったことを思い出します。そのため、登場し始めたばかりのJ2EEアプリケーションも同じく登場したばかりの「GUIを搭載した開発ツール」であるIBM VisualAgeやSymantec VisualCafe、Borland JBuilderやまだベータ版だったEclipse(VisualAgeの生まれ変わり)で開発していました。
もちろんHTMLはMacromedia Dreamweaver 3.0を使って書いていた記憶があります(ちなみに2011年10月時点で最新のAdobe Dreamweaver CS5の内部バージョンは11です)
おしまい