[小ネタ] docker run コマンドではオプションの順番が大切
こんにちは。アノテーションの中村 (誠) です。
今回は小ネタとして、docker run
コマンド実行時のオプションの順番が大切であるという内容を紹介します。
結論
docker run
コマンド実行時には、オプションの後にイメージ情報を記載する必要があります。
docker run [OPTIONS] IMAGE [COMMAND] [ARG...]
ハマったこと
オプションの順番を気にせず、以下のようなコマンドを実行しました。
docker run <image-id> -p 80:8080
すると、以下のエラーが発生しました。
[eval]:1 80:8080 ^ SyntaxError: Unexpected token : at createScript (vm.js:80:10) at Object.runInThisContext (vm.js:139:10) at Object.<anonymous> ([eval]-wrapper:6:22) at Module._compile (module.js:653:30) at evalScript (bootstrap_node.js:479:27) at startup (bootstrap_node.js:180:9) at bootstrap_node.js:625:3
タイポもないのになぜエラーになるのかがわからず、ハマってしまいました。
Docker のドキュメントを確認
Docker のドキュメントは見ていたのですが、オプションの順番までは見ていませんでした。
初心に戻り、上記のドキュメントに記載されている順番通りにコマンドを実行したところ、エラーが解消されました。
docker run -p 80:8080 <image-id>
ドキュメント通りに実行するという大切さをあらためて感じました。
まとめ
今回は小ネタとして、docker run
コマンド実行時のオプションの順番が大切であるという内容を紹介しました。
AWS に限らず、コマンドや仕様のドキュメントを読んで試す際には、まずはレールから逸れずに素直にやってみることが大切ですね。
小ネタでしたが、参考になれば幸いです。
参考資料
アノテーション株式会社について
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