iPhone12からiPhone15Proに機種変更した際の覚書はパスキー快適の一言で占められていた
注文したiPhone 15 Proが届きました。10/4前後に届く予定とされていましたが、大幅な前倒しです。
以前にiPhone XからiPhone 12に変更した際に記録を書きましたが、今回も似たような記録を書いてみることにしました。
状況は前回とほぼ変わりませんが、Xから12に飛んだ時よりも更に間隔が開いています。
- キャリアはSoftBank
- AppleStore直販利用
- iPhone 12 → iPhone 15
移行の順序
変更点として、ワンタイム系パスワードで独自アプリの廃止とともに汎用アプリに移行したものがあり、実質手数が少し減っています。
- 機種変前後の機器を用意する(まだSimカードは差し替えない)
- 前機種でSNSやAppleIDでログイン連携できるアプリを一通り設定する
- 前機種でパスキーを設定しておく
- 移行後の機種にiCloud経由で移行する
- パスキー経由でのGoogleアカウント等各種ログイン
- パスワード系アプリの復帰
- ログインの必要なアプリの復帰(できないものは後回し
- Walletに登録していたクレジットカードを用意する
- 前機種のWalletからクレジットカードを削除
- 移行先機種のWalletにクレジットカードを追加
移行前に行っておくと安心なポイント
パスキーの設定
iCloudからの復元直後に一番厄介だったのはメールアドレスの設定でした。定期的にログイン催促ポップアップが来ることもあり、パスワードをランダム長文字列にしていた場合は時間を取られる要因になります。
パスキーを設定しておいた場合、メールアドレス設定や各種ログインを、QRコードを通して移行後機種上の認証操作を移行前機種にて行い、移行後のデバイスから完了することも可能です。
iPhone12の頃は1Passwordの設定が終わらないとログインがままならないケースも多かったのですが、今回はパスキーのお陰で捗った点が多々あります。
なお、特定のサービス(確認した限りではAmazon等)のパスキーは特定地域のみ利用可能で、そこに日本が含まれていないケースもあり注意が必要です。
Appleアカウントとの連携
アップデートにより、X等の特定SNSとの連携がなくなったサービスやアプリも多く見受けられます。代わりにAppleアカウントとの連携が用意されているものもあり、事前にAppleアカウントと連携しておくことでパスワード入力の手間いらずで設定が完了にできるケースが多々あります。
アプリの配置
セットアップを先に済ませたいアプリはホーム画面のなるだけ左においておきましょう。
まずは起動頻度の高いアプリから復元が完了します。その後はホーム画面左から順番に復元されていくため、一番奥の下にある起動頻度の低いアプリが最後に復元されます。
移行後の注意点
アプリの再ログイン
アプリ復元後のログインで正常に完了しないケースがあります。今回の場合はX(旧Twitter)でのログインが正常に完了しませんでした。対処方法としては移行後機種上にて完全にログアウトして復元時のログイン情報を消すことが挙げられます。
SMSでのワンタイムトークン通知
SIMカードを差し替えるまでは前機種に全ての通知が行きます。充電を切らさらないようにしておきましょう。
あとがき
パスキーによって前回の移行よりも大幅に手間が省けました。現状で対応しているのはGoogleやApple、Microsoft、任天堂等一部に限られますが、これらのアカウントをログインに用いているサービスは比較的多いため、結果として手続きが快適になる形です。
また、アプリによってはAppleIDを使ってのログインを行っており、前機種での対象アプリは初回起動時に都度AppleIDを用いたログイン認証を挟んでいたのですが、今回はそのログイン認証手続き表示をカットしてログインが行えました。
次回の移行ではよりどの程度快適になるか楽しみです。