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【和訳】成功の妨げになる10の悪習

2019.07.27

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最近読んだ10 Bad Habits of Unsuccessful People という記事が良かったので和訳&要約しました。

この記事に技術的な要素はありません。

サマリー

筆者であるDarius Forouxさんが二十代前半に出会ったあるマルチミリオネアから学んだ成功できない人に共通する10の悪習について書かれています。

本文で言及されている成功の秘訣は『成功するためにOOをする』、ではなく『不成功に繋がる慣習を排除する』こと。彼はそれを"人を不幸に、貧乏に、またやる気を削ぐような要素を生活から取り除くこと"、だといいます。

その10の悪習が以下です。

いつも注意散漫である

(Always being distracted)

タイムマネジメント・コンサルタントのGreg McKeownは自身の著書、”Essentialism”の中で かつてのクラスメイトに偶然再開した時の事をこう説明しています。

彼は長期に渡り職を探しているようでした。私たちは立ち話をしていたのですがその最中に彼は突然携帯を取り出し、一心不乱にメッセージを打ち始めました。私はというとその10秒ほどの間その場に立ち尽くし彼の用が終わるのを待っていたわけですが、その後20秒が経過し 結局私は待ちきれずにその場を歩き去ってしまいました。

”現在”に集中することは大事です。その場にいる人々と時間を過ごす時間を大切にしましょう。

もしかつてのクラスメイトが携帯ではなくMcKeownと過ごす時間を優先したならば、 彼はMcKeownから就職活動のアドバイスやコネをもらうことができたでしょう。

言うだけで終わってしまう

(Only talking the talk)

"今マラソンのために練習してるんだ"、"今度新しいビジネスを始めるんだ" とSNSで宣言するよりも大切なのは実際にやることです。

起業家のDerek Siversさんは2010 TED talk, “Keep You Goals to Yourself,”の中で”これからやろうとしていることを周知することは非生産的な結果をもたらす場合が大いにある”と言及しています。

周りに周知することで脳がもうすでにやり遂げていると錯覚し満足感を感じてしまい、モチベーションの低下に繋がる可能性が高いということです。

決意を周りに公開することにはなんの問題もないわけですが、時には実際にやりとげるまで口を閉ざす選択がベターかもしれません。

つるむ仲間を選んでいない

(Spending time with the wrong people)

人は無意識のうちに周りの人から影響を受けます。 モチベーションの高い仲間と足を引っ張る仲間、どちらと多くの時間を過ごした方がプラスになるかは明確です。正しい仲間とより多くの時間を過ごすことは将来の成功に大いに影響します。

常にネガティブな要素にばかり注目している

(Always focusing on the negative)

"今朝大雨が降ってさ、靴がビショビショだ。朝から最悪だよ"と文句を言っている同僚がいたとします。

彼のように文句を言うか、あるいは"天気は誰にも変えられないし、靴を履き替えればいいか"と楽観的に捉えるかで同じアクシデントでも感じる幸福度は変えられます。

後回しにする

(Procrastinating)

大学生のころ、教授に論文の提出期限を一週間伸ばしてほしいと頼んだことがあります。教授の返答はこうでした:『もちろんだ。一週間伸ばすということは当然より良い論文を提出してくれるんだろう?』

教授も私もそんなことはありえないとわかりきっていました。
私は徹夜で論文を仕上げ、なんとか期限内に間に合わせました。

より時間をかけることでより良い結果が出る場合にのみ後回しにすべきでしょう。
Do it now, or do it better later.

人の話を聞かない

(Not listening to others)
聞き上手であることは相手に好印象を与えます。長期的に良質な関係を築く第一歩でしょう。

また、挨拶ができる人はたくさんいますが、本当に話をきく姿勢を持って話しかけることができる人は稀です。
興味を持ちつつ話を聞けるように心がけましょう。

怠惰に負けてしまう

(Giving in to laziness)

出かける約束をキャンセルしたくなる瞬間は誰にでもあるでしょう。
たとえその予定が楽しいものだったとしても、家を出るということだけでも億劫に感じることがあるかもしれません。

楽しいイベントに参加することは人生を彩ります。
怠惰に負けて楽しい予定をキャンセルすることは自分の人生を放棄しているようなものです。

興味を持つ姿勢がない

(Not being curious) 

昔とは違い今では誰でも様々な情報に簡単にアクセスすることができます。
個人ができることに限界はありますが、それでも様々な事に興味を持ち本を読んだり質問をしたりなど、
情報が普及した社会の恩恵を積極的に受ける人はそれをしない人と比べ未来に具体的なビジョンを持つことができます。

全く知らないことを手に入れるのは簡単ではありません。

いい人でない

(Not being nice)

いい人でいましょう。
”いい人”、がどんな人なのかわからないというのであればおそらくあなたはいい人ではないのでしょう。

あきらめてしまう

(Giving up)

かつてトーマス・エジソンは”成功の一番の秘訣は挑戦し続けること”と言い残しています。 挑戦し続けない限り成功はありえませんし、最初の何回かは失敗するものです。

原文