AWS Managed Microsoft ADを新規作成の際に「Failed to locate Availability Zone. This availability zone may be capacity constrained」が出力されたときの対処方法
困っていた内容
Directory ServiceでAWS Managed Microsoft ADを新規作成の際に「Failed to locate Availability Zone: ap-northeast-1c corresponding to subnet: subnet-xxxxxxxx. This availability zone may be capacity constrained」が出力され、ディレクトリが作成できません。
検証環境で確認すると
検証結果を列挙いたします。
Tokyoリージョン ap-northeast-1a, ap-northeast-1c NG ap-northeast-1a, ap-northeast-1d OK ap-northeast-1c, ap-northeast-1d NG オレゴンリージョン us-west-2b, us-west-2d NG us-west-2c, us-west-2a OK us-west-2b, us-west-2a OK us-west-2c, us-west-2d NG
発生原因
対象のアベイラビリティーゾーンにおいて必要とされるキャパシティーがありません。
回避策
- Microsoft AD の作成先に指定するサブネットに、問題が発生したAZ以外の別のアベイラビリティーゾーンを指定して作成してください。
- 業務上該当AZをを利用したい場合にはしばらく時間を置いて再度作成を試してください。
Tips
AWS Managed Microsoft AD ディレクトリ作成にて、サブネットを選択の際に2 つのサブネットは異なるAZに存在している必要があります。
「詳細設定なし」にした場合、サブネットはランダムに選択されます。
参考資料
[1]AWS Managed Microsoft AD ディレクトリを作成する - AWS Directory Service
[2]AWS Managed Microsoft AD のトラブルシューティング - AWS Directory Service