Amazon ElastiCache for Redis の延長サポートを利用する際に事前手続きは必要ですか
困っていた内容
Amazon ElastiCache for Redis の標準サポート終了後に延長サポートを利用したいのですが、事前の申請や設定変更などの手続きは必要でしょうか。
標準サポート終了日を過ぎると自動的に延長サポートへ移行するのか、手動での設定が必要なのか教えてください。
回答
延長サポートへの自動移行について
ElastiCache 延長サポートは、標準サポート終了日を過ぎると自動的に開始されます。
そのため、事前の申請や設定変更などの手続きは不要となります。
例えば、Redis OSS 4.0.10 の ElastiCache 標準サポート終了日が 2026 年 1 月 31 日であるとします。その日までに Valkey または Redis OSS 6 以降に手動でアップグレードする準備ができていない場合、ElastiCache は自動的にキャッシュを延長サポートに登録するため、Redis OSS 4.0.10 を引き続き実行できます。
最新パッチバージョンへのアップグレードについて
延長サポートは各メジャーバージョンの最新パッチバージョンでのみ提供されます。
そのため、現在のバージョンが最新パッチバージョンでない場合は、延長サポートへの移行前に自動的にアップグレードされます。
なお、パッチバージョンのアップグレードは同一メジャーバージョン内での更新であり、ユーザー側でのアクションは不要となります。
延長サポートは、主要な Redis OSS バージョンそれぞれの最新のサポートされているパッチバージョンに対してのみ提供されます。2026 年 2 月 1 日に延長サポートが開始されると、Redis OSS v4 と v5 のクラスターが最新のパッチバージョンにまだなっていない場合、延長サポートに登録される前に、Redis OSS v4 の場合は v4.0.10、Redis OSS v5 の場合は v5.0.6 に自動的にアップグレードされます。
参考情報







