
Patch Manager で Windows Server のパッチ適用時に Run Command が Failed になったときの対処方法
困っていた内容
Amazon EC2 の Windows Server に対して、AWS Systems Manager Patch Manager(AWS-RunPatchBaseline)でパッチを適用しました。
パッチのインストール自体は成功しているように見えますが、Run Command のステータスが Failed となりました。
なぜこのような事象が発生するのか、どう対応すればよいのかを教えてください。
どう対応すればいいの?
パッチ適用中に SSM Agent 以外による OS 再起動(外部再起動) が発生すると、パッチが正常にインストールされても、Run Command が失敗として記録される場合があります。
これは、SSM Agent が外部再起動をまたいでドキュメントの実行状態を維持・再開できないためです。
この動作は、AWS 公式ドキュメントに既知の制限「外部再起動による中断」として記載されています。
パッチのインストール中にノード上のシステムによって再起動が実行された場合 (例えば、ファームウェアや SecureBoot などの機能に更新プログラムを適用するため)、パッチが正常にインストールされても、パッチ適用ドキュメントの実行が中断されて失敗としてマークされる場合があります。SSM Agent が外部再起動全体でドキュメントの実行状態を維持および再開できないために発生します。
実行が失敗した後にパッチ適用のインストールステータスを確認するには、
Scanパッチ適用オペレーションを実行し、Patch Manager でパッチコンプライアンスデータを確認して現在のコンプライアンス状態を評価します。
1. Scan オペレーションでパッチの適用状況を確認する
Run Command が Failed になっていても、パッチ自体はインストールされている場合があります。
まずは AWS-RunPatchBaseline を Scan オペレーションで実行し、Patch Manager のコンプライアンスデータで実際の適用状況を確認してください。
2. 未適用のパッチがあれば再度パッチを適用する
Scan の結果、未適用のパッチがある場合は、再度パッチを適用してください。
コンソールの [今すぐパッチ適用] 機能を使うと、対象のマネージドノードに対してオンデマンドでパッチを適用できます。
3. SSM Agent を 3.3.5390.0 以降に更新する
SSM Agent 3.3.5390.0 のリリースノートには、外部シャットダウンで中断されたパッチ適用ドキュメントを再開する改善が記載されています。
同様の事象の改善が期待できるため、SSM Agent を 3.3.5390.0 以降に更新することを検討してください。
Resume patch documents interrupted by an external shutdown
参考情報
- マネージドノードへのパッチ適用のための SSM コマンドドキュメント - 外部再起動による中断
- マネージドノードへのオンデマンドパッチ適用
- Release Amazon SSM Agent - Release 3.3.5390.0 · aws/amazon-ssm-agent · GitHub
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