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【アップデート】ついにAWSベストプラクティスのセルフアセスメントツール、Well-Architected Toolが日本語対応!

本日はAWSベストプラクティスのセルフアセスメントツールであるWell-Architected Toolのアップデートについてご紹介させていただきます。
2019.09.26

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ご機嫌いかがでしょうか、豊崎です。

本日はAWSベストプラクティスのセルフアセスメントツールであるWell-Architected Toolのアップデートについてご紹介させていただきます。

AWS Well-Architected Toolが日本語をサポートしました(東京リージョンでご利用いただけます)

今回待望の日本語化です。今までWell-Architected Toolは日本語対応しておらず、自己診断をするにも英語の質問を読み解いて(もしくは日本語のホワイトペーパーと照らし合わせて)回答をする必要があり英語に抵抗感がある方にとっては障壁になっていました。

今回の日本語化で、そういった壁がなくなり、国内でのWell-Architectedレビューの実施がより活発になりそうです!

ちなみに日本語対応前に英語でレビューした時のブログです

無料のAWS Well-Architected Toolでクラウド最適化への一歩を踏み出そう

 

実際の画面をみてみる

AWSマネジメントコンソールにログインし、東京リージョンを選択した状態でWell-Architected Toolのダッシュボードを表示してみます。

ワークロードの定義からワークロードを作成してみます。

当然ですが定義の時点で日本語なので、何を入力すればいいかわかりやすいです。個人的には命名を日本語で行うのは好みではないのですが、ここではワークロード名を一部日本語で設定してみました。

AWS環境があるリージョンを選択しました。必要に応じてオンプレミスの環境だったり、AWSアカウントID、業種などを入力したりできます。入力したらワークロードの定義ボタンを押して作成を完了させます。

無事作成が完了していますので、レビューを開始をクリックしてレビューを始めてみます。

レビューの画面で赤枠で囲った部分が日本語化されています。右上の動画については日本語版に置き換わっていませんでしたが、レビューにおける判断基準の理解が容易になりました。

ちなみにレポートについても当然日本語化されています。レビュー結果を社内に展開する場合に大変重宝されると思います。

試しにレポートを出力してみます。

PDF形式で日本語化されたレポートが出力されます。以下は表紙、目次、改善計画のページのキャプチャです。

 

さいごに

Well-Architected Toolの日本語対応についてご紹介させていただきました。現在利用している環境や運用体制がAWSのベストプラクティスにしたがっているかぜひチェックしていただければと思います。この記事が誰かのお役に立てば幸いです。

また、弊社ではAWS環境のアセスメントやアドバイスを行わせていただく「クラウド最適化アセスメントサービス」をご用意しておりますので、AWS環境に関するご不安があり、相談をご希望の場合はお問い合わせいただければ幸いです。

クラウド最適化アセスメント|クラスメソッドのサービス https://classmethod.jp/services/members/cloud-assessment/