インフラをやりたくなった理由と今を振り返ってみた

インフラをやりたくなった理由と今を振り返ってみた

2025.07.07

こんにちは。まるとです。
ジョインブログでインフラ+クラウドをやりたいからここに来た!という話をしていましたが、どういった経緯でインフラ+クラウドに辿り着いたのか、という話をしたいと思います。

https://dev.classmethod.jp/articles/202409-maruto-joined-classmethod/

すべての始まり

元々パソコンが好きだった、というのもあるのですが、「なんか業務用マシン欲しいよね」とふと思いつき、学生時代にラックサーバーをオークションで落札したのが全ての始まりでした。

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当時はゲームサーバーを立てたり、Xeonならではのたくさんのコア/スレッドを使用して、HPCまでとはいかないですが、友人に計算リソースとして貸したりしていました。
1Uラックサーバーなので、自室にファンの音が鳴り響いていたのはいい思い出です。

ゲームサーバーの運用やリソースの貸出をしている内に今度は「毎回黒い画面(コンソール)で状態を見るのではなく、Webでいい感じに見たいなぁ」ということで監視にも手を出し始めました。
当時は学生なので平日は学校があり、リモートアクセスが必須でした。

校内ネットワークがある程度自由に利用できるものの、L2TP/IPsecポートには制限がかかっていたので、OpenVPNShadowsocksサーバーを自宅に構築してアクセスしていました。

今思えばリモートデスクトップ、という手段もあるのですが、当時は"自分で運用したい"というのが強かった気がします。

上記のように家でサーバーを立てたりしている内に、インフラ周りに興味を持つようになってきました。

拠点間通信に手をだす

しばらくするとネットワーク機器も物理で触ってみたいな、という気持ちになりYAMAHAルーターを買ってみました。

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画像ではLAN1の領域にしかケーブルを挿していないのですが、せっかくなのでルーターレベルでVPN接続を確立してみたい、ちょうどこの時は一人暮らしをしていたということもあり拠点間通信に手を出していました。

あまり慣れないシリアルポート経由での設定に苦戦しながらも、接続が通った時はソフトウェア側で接続しなくても別拠点に繋がる!!!と一人で感動していました。
システムが動く、ネットワークが繋がる瞬間はとても気持ちがいいです。

こういったこともあり、サービスの運営やネットワーク構築の興味が徐々に高まり、インフラをメインで触りたいなという気持ちになりました。

AWS re:Inventに参加

クラウドへの興味はこのイベントが一番大きかった気がします。

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前職時代ですが、当時、オンプレミス向けのソフトウェア開発に従事しており、実を言うとクラウドは普段触っていませんでした。
そんな自分ですが、当時の師匠から「せっかくの機会だし、楽しんで勉強するのはどう?」とお声がけいただき、参加に至ったのが始まりでした。

何も事前情報なしで行くのももったいないので、必死に英語学習やAWS Certified Developer - Associateの取得をし参加しました。
約1週間みっちりとワークショップやチョークトークなどに参加し、すぐにインフラの構築やサービスを組み合わせた仕組みの構築など技術的なインプット、AWSのスピード感ある文化などソフトスキル的なインプットを短期間で大量に身体で感じてきました。

分身したいほど受講したいセッションがあったのですが、初回では回りきれず、次の年は現地参加受付開始と同時にすぐに申し込んで個人参加したのも良い思い出です。

こういったきっかけもあり、クラウドをメインで触っていきたいと思うようになりました。
これが今までの自身の経緯です。

今はどう?

業務でAWSに関する支援をできていて毎日楽しい!というのはもちろんですが、趣味でもAWSを触るようになりました。
最近ではオンプレミスを中心に動かしていたサービスの一部をクラウドにリプレイスしたりと、以下のような構成を組み運営していたりします。

arc

その他、クラウドの面白いところとして毎日のように色々なアップデートがあるので、都度検証したり自分自身の情報をアップデートするなど常に色々な技術を触れる!ということで充実した日々を過ごしています(一方で、乗り遅れないようにしないと!というプレッシャーもあったりします...)

終わりに

最後に、現在の仕事や環境について話すと、クラスメソッドは良い意味でかなりスピード感があり入社してよかったなぁと思っています。
気になっていたインフラに関わる業務に携われている、というのはもちろんですが、新しい技術をどんどん触って社内やブログで共有しよう!という環境がかなり自分に刺さっています。

新しいもの好きの自分にとって、新技術に触れ、業務にも使えるのは本当に最高の環境です。
新しい技術は次から次へと出るので、変化は激しいですが、変化を楽しんで過ごしてきた自分にとってはかなりマッチしている、という状況です。

入社直後から色々な方とコミュニケーションを取ることができ、刺激を常に受けていたらいつの間にか時間が経っていました。
クラスメソッドは本日7/7創業と7月に期の始まりとなるわけですが、もう期を跨ぐほど過ごしたの!?と思っています。(中の人は2024/9入社)

そんな感じで、過去の経緯や今を振り返ってみましたが、今後も変化を楽しみながら腕を磨いていきたいと思います。

ちょっとしたポエムですが、以上、まるとでした!

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