Alteryx11.3新機能 : Shift-JISファイルの入出力
こんにちは、小澤です。
現地時間2017/06/27(日本では6/28)にAlteryx11.3がリリースされました。 今回は新機能の中の1つである、Shift-JISへの対応を紹介させていただきます。
Shift-JISへの対応
Input Data Tool及び、Output Data Toolにおいて、文字コードの指定にShift-JISの指定が可能になっています。
指定の仕方は非常に簡単です。 ツールのOptionsにある「Code Page」にて、「ANSI/OEM - Japanese Shift-JIS」を選択してやるだけです。
日本語版SuperStoreのCustomerシートをcsvファイルで出力して読み込ませてみると、以下のようになります。
- 文字コード確認
$ nkf -g 0-Sample\ -\ Superstore\ Sales\ Japan-2013\(revised\).csv Shift_JIS
- Alteryxから読み込んだ結果
Output Data Toolでも同様の設定をすることでShift-JISでのファイル出力が行えます。
終わりに
今回は、Alteryx11.3からの新機能であるShift-JISファイルの入出力対応について書かせていただきました。
昔に比べて、UTF-8などのUnicodeを利用する場面が増えてきたとはいえ、Windows環境などではShift-JISを利用するシーンもまだまだ多くあります。 今回の対応は日本人にとっては嬉しいものとなるのではないでしょうか。