Alteryx ServerのGalleryにあるワークフローの使用状況のレポートを作成する
こんにちは。Alteryx勉強中のスズです。
Alteryx ServerのGalleryにあるワークフローの使用状況を知りたいという場合、Usage Reportを利用できます。
本エントリではUsage Reportの概要をご紹介いたします。
Altery Server Usage Report
ワークフローのダウンロード
Usage Reportを作るためのワークフローは、ライセンスポータルで入手できます。まずはライセンスポータルからワークフローをダウンロードします。
ライセンスポータルにログインしてAlteryx Serverをクリックします。
ご利用のAlteryx Serverと同じバージョンを選択します。
Alteryx Serverのインストーラのほかに、AlteryxServerUsageReport.zipがあります。こちらをダウンロードします。
ダウンロードしてファイルを展開すると以下のようになっています。
レポートの生成
Alteryx_Server_Usage_Report.yxmdを開くと、以下のワークフローが表示されます。
Alteryx Server Usage Report macroと書かれているツールの設定で、接続先と出力方法(Tableau workbookまたはPDF)を設定できます。なお、本エントリの執筆にAlteryx Designerが日本語版を使用しているため、一部日本語で表示されています。
デフォルトのMongoDBの認証情報は、System SettingsのController -> Persistenceで確認できます。
Tableau workbook
ワークフローを実行するとレポートが出力されます。Tableau workbookを選択している場合は、以下のメッセージが出力されます。メッセージにあるWorkbook.twbをクリックすると、Tableauを利用できる環境の場合はTableauが起動してレポートが表示されます。
以下の画像はContentのレポートですが、他にもAccess、Job Analysis、Schedule、Usageというレポートが用意されています。
PDFを選択してワークフローを実行すると、以下のメッセージが表示されます。こちらは、SessionActivity.xlsx、AppExecutions.xlsx、Summary.pdfが出力されています。
SessionActivity.xlsxには各ユーザーのセッション開始日時と時間が表示されています。
AppExecutions.xlsxにはGalleryにあるワークフローの直近30日間の実行状況のレポートになっています。
Summary.pdfでは以下のようなサマリレポートが確認できます。直近30日間のワークフローの実行回数や、ユーザー別のワークフローの実行回数などが表示されています。
最後に
今回はAlteryx ServerのUsage Reportについて概要をご紹介しました。
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