[アップデート] EC2 Launch InstanceウィザードにAmazon EFSが組み込まれました

EC2 Launch InstanceウィザードにおいてAmazon EFSのマウント設定を実施できるようになりました。
2019.11.11

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

AWSを愛する皆さま、こんにちは。 双十一の本日でも特に欲しい物が無い、コンサルティング部の西野(@xiye_gen)です。

Amazon EFS は、EC2 Launch Instance ウィザードに組み込まれました

2019年10月のアップデートでEC2 Launch InstanceウィザードからAmazon EFSを簡単にマウントできるようになったのでためしてみました。

アプデ内容3行まとめ

  • 本機能を使用するためには事前にEFSを作成しておく必要がある
  • EFSのファイルシステムIDを選択&マウントポイントを指定するだけで設定完了
  • マウント用のユーザーデータを自動生成してくれる

やってみた

事前準備:EFSの作成

EFSの設定は従来どおり実施します。

EC2 Launch Instanceウィザードからの設定

インスタンスの詳細の設定画面下部にある「ファイルシステムの追加」をクリックします。

 

すると、EFSのファイルシステムID選択欄とマウントポイント入力欄が出現します。 ここで「ユーザーデータへの追加」をクリックすると、下図のとおりマウント用のユーザーデータが生成されます。

 

自動生成されたユーザーデータには下記の操作が含まれています。

  • パッケージの更新
  • amazon-efs-utils(EFSマウントヘルパー)のインストール
  • /etc/fstabの設定
  • EFSのマウント

必要に応じてこの内容を書き換えると良いでしょう。 ここまで設定が済んだらそのままEC2インスタンスを起動します。

確認

EC2インスタンスにSSH接続し、設定を確認してみました。

$ tree /mnt
/mnt
└── efs
    └── fs1
$ cat /etc/fstab
#
UUID=577849ee-6d06-4473-9eec-074495a45d70     /           xfs    defaults,noatime  1   1
fs-XXXXXXXX:/ /mnt/efs/fs1 efs tls,_netdev
ファイルシス     タイプ     サイズ  使用  残り  使用% マウント位置
devtmpfs       devtmpfs   462M     0  462M    0% /dev
tmpfs          tmpfs      479M     0  479M    0% /dev/shm
tmpfs          tmpfs      479M  392K  479M    1% /run
tmpfs          tmpfs      479M     0  479M    0% /sys/fs/cgroup
/dev/nvme0n1p1 xfs        8.0G  1.3G  6.8G   16% /
127.0.0.1:/    nfs4       8.0E     0  8.0E    0% /mnt/efs/fs1
tmpfs          tmpfs       96M     0   96M    0% /run/user/1000

無事マウントできています。

終わりに

このブログがほんの少しでも世界を良くできれば嬉しいです。 コンサルティング部の西野(@xiye_gen)がお送りしました。