AWS Summit 2016で見つけた触りたくなったツールまとめ #AWSSummit
弊社へ入社する前から興味があったAWS Summitに参加してきました!
セッションは参加出来ませんでしたが、これから触っていきたいツールをご紹介させていただきたいと思います。
mackerel
はてなブックマークでおなじみのはてなさんが提供しているクラウドサービスの形を取ったサーバー監視サービスです。
サービスを利用するために、ブラウザからのユーザー登録、監視対象ホストにエージェントインストール、メトリックスの設定によって使用できます。 また、監視用APIが公開されているため、標準的な監視ルールの策定も可能です。
「エンジニアをワクワクさせる「直感的サーバー監視サービス」」とHPで記載されているように毎週機能リリースが実施されております。 そのため、ある日追加された機能によって監視の幅が広がるといった宝探しのようなロマン溢れるサービスかと思います。
私自身があまり監視周りに携わっていなかったため、これを機に監視周りも触っていきたいと思いました。
触った感覚や出来ることを少しずつ記事にしていきたいと思います!
DATADOG
かわいい犬のマークのサーバー監視サービスです。
しかし、かわいい犬でも非常に賢いかわいい犬でした。
実際の操作デモを見せて頂きましたが、引き締まったインターフェースで監視登録しているホスト一覧から負荷状況を 色別で確認出来たり、リソースグラフの時間を選択することで該当時間に発生したイベントを同じウィンドウで確認出来るオーバーレイ機能など、監視の仕込み方によって新しいアプローチの監視方法が可能になるかと思います。
監視エージェントにつきましても、Githubにてエージェントが公開されているので自由に機能追加を行うことや導入にあたって、監視エージェントの処理内容を上司に伝えて危険性がないことを説得する材料にもなります。
こちらも今後触っていきたいと思えるサービスと思いました、今後記事にして使用感をお伝えしたいと思います。
KUSANAGI
KUSANAGIは、デプロイする仮想マシンスペックによって適切な設定値を自動割り出し・設定を行ってくれるWordPress仮想マシンイメージです。
会場ブースでは、通常手順で構築されたWordPressサーバーとKUSANAGI仮想イメージを使用して構築されたWordPressサーバーのApache Benchによるパフォーマンス測定結果を見せて頂きまして、サーバーチューニングの重大さを痛感しました。
WordPressを利用している企業サイトも多く、操作方法も難しくないことから新しくサービスを展開予定で製品ページを作成する際、インフラのチューニングによるパフォーマンスの懸念がなくなる点で有力な選択肢の一つになるのではないかと思いました。
また、多くのパブリッククラウドに対応しており、価格が無償であることから利用までのハードルは非常に低くなっていると思います。
最後に
残念ながら写真ほとんどなく寂しい内容になりましたが、今後は会場をよりリアルにお伝えできるように準備を行ってイベントに臨みたいと思います。
また、多くのブースを訪ねさせて頂きまして一部しかご紹介出来ませんでしたが、AWS Summitには魅力的な製品やサービスが多くありました。
毎年行われているイベントなので、まだ参加したことがない方は来年のAWS Summitに一度足を運んでみてはいかがでしょうか? (AWS認定資格取得者は、マウスとバームクーヘンがもらえるそうです!)
最後に、当日の会場で6/10に発売予定の「Amazon Web Services 企業導入ガイドブック」をご紹介させていただきます。
全て読み切れておりませんが、AWSの各サービスやどのようにセキュリティが確保されているのか、オンプレミス環境とAWSを比較する材料の出し方といった導入までの内容が噛み砕いて書かれております。
「AWSに興味があるけど、どうやって提案したらいいか分からない・・・」といった方を後押ししてくれる一冊かと思います。